米津玄師がらくたの歌詞考察!題名の意味などラストマイルの主題歌全文!
米津玄師がらくたの歌詞考察!題名の意味などラストマイルの主題歌全文を紹介しました!
8月23日公開の映画「ラストマイル」の主題歌を、米津玄師さんが書下ろしされました!
この「ラストマイル」は人気ドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」の二つの世界線の中で起きるシェアードユニバースで完全オリジナル作品。
米津玄師さんは、『アンナチュラル』で「Lemon」、『MIU404』で「感電」をそれぞれ主題歌を担当していて、『ラストマイル』もやっぱり米津玄師さんになったのです。
今回制作のチーム再集結の話に、ファンのみんなが喜んだのは言うまでもありません。
今回は米津玄師がらくたの歌詞考察!題名の意味などラストマイルの主題歌全文紹介します!
当代の米津が主題歌作らせてもらいました。がらくたという曲です。ラストマイルよろしくお願いします。@last_mile_movie pic.twitter.com/QjEhl6dMfb
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) April 26, 2024
米津玄師「がらくた」とは
今回の「がらくた」は映画「ラストマイル」のために書き下ろしたも楽曲です。
題名や歌詞の意味を私なりに解釈してみます。
「がらくた」の題名の意味を考察
映画ラストマイル主題歌「がらくた」配信になりました。どうぞよろしくお願いいたしゃす。#LOSTCORNERhttps://t.co/3ipnmc9u7d
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) August 19, 2024
廃品回収車からヒント
米津玄師さんはインタビューの中で、この「がらくた」は廃品回収車からヒントを得たとコメントされていました。
子供の頃から廃品回収業者という言葉に惹かれていたと言っていていました。
「こちら廃品回収車です。テレビ、パソコン、家電製品、なんでも承っております」という録音された声を流しながら街を走る。あれが謎に好きだったなと思い出して。その呼びかけの中に「壊れていてもかまいません」という言葉があった。子供の頃から、それがなんだか含みのあるものに感じて、強く印象に残っていたんです。
ナタリー
この「壊れてもかまいません」という言葉に懐の深さを感じたと言っていて、それは米津玄師さんの懐の深さをそのまま表しているのかと思います。
この曲は映画を観たらかなり考えさせられます。
壊れた心とか、壊れた社会とか、いろいろな壊れたものがあるからです。
「がらくた」の歌詞全文
まずは「がらくた」の歌詞全文を紹介します。
どうしても僕らはうまくできなくて
気がつけばからっぽになってしまった
失くしても壊しても奪われたとしても
消えない者はどこにもなかった
眠れない夜でも鳴りやまないスヌーズ
踊り場で黙ったままいる二人
何でもないと呟いて噛みしめる痛みと
中に浮かんでは消える鼻歌
30人いれば一人はいるマイノリティ
いつもあなたがその一人
僕で二人
例えばあなたがずっと壊れていても
二度と戻りはしなくても
構わないからぼくのそばで生きていてよ
どこかで失くしたものを探しにいこう
どこにもなくっても
どこにもなかったねと
笑う二人はがらくた
もういいかいもういいよ
だけどもう少し長い夜を歩いていきましょう
痛いの痛いの飛んでいけ
飛んでいけ飛んでいけ明かりを消して
許せなかった何もかも全てを
ずっとあなたを否定してきた
その全てを
例えばあなたが僕を忘れていても
決して思い出せなくても
初めてまた会おうそして恋をしようよ
あなたは僕を照らした月の明かりだ
笑わせるもんか
遠回りして帰ろう
迷い込んだっていいから
唇を噛んで滲んだ血が流れていく
嫌いだ全部嫌いだ
例えばあなたがずっと壊れていても
二度と戻りはしなくても構わないから
僕のそばで生きていてよ
どこにもなかったねとまた笑ってくれよ
うまくできないままで歌う
二人はがらくた
作詞:米須玄師
がらくた歌詞の意味を考察
全体的に優しさがあふれた歌詞とメロディになっています。
タイトルの「がらくた」が歌詞の中にも何度か出てきますが、このがらくたは人間の事なのかな、と思いました。
二人はがらくたと言っているのはそのままそういう意味だと思います。
どうしても僕らはうまくできなくて
気がつけばからっぽになってしまった
冒頭から人間の無力を感じる言葉で、映画とリンクさせると社会構造の荒波の中では、小さな自分は頑張ってもあらがえないってイメージを感じました。
痛いの痛いの飛んでいけ
飛んでいけ飛んでいけ明かりを消して
懐かしい「痛いの痛いの飛んでいけ」という言葉は、壊れてしまって空っぽになって心を優しくなでてくれているようです。
そして全体に「がらくた」というと、役に立たないというイメージですが、それでもいいと表現しているようです。
例えばあなたがずっと壊れていても
二度と戻りはしなくても
構わないからぼくのそばで生きていてよ
この部分などは、どんなあなたでもいい、そばにいてほしいと伝わってきます。
米津玄師さんのコメント
米津玄師さんは、「アンナチュラル」、「MIU404」に引き続きの主題歌担当なのでお、とっても嬉しいでしょう!
コメントから米津玄師さんの気持ちがこぼれてきています。
「MIU404」も「アンナチュラル」も掛け値なしに素晴らしい作品ですが、『ラストマイル』もそれに並ぶような素晴らしい作品だと感じました。この三作に関わることが出来て、本当に光栄に思っております。
https://last-mile-movie.jp/
米津玄師プロフィール
米津玄師さんは、元々はシンガーソングライターでしたが、今ではイラストレーター、ダンサー、映像作家などの肩書をもつ、マルチクリエーター!
最近では朝ドラの主題歌を発表して、そのMVで三つ編み姿を公開していたことでも話題になっていました。
- 名前:米津玄師(よねづ けんし)
- 別名:ハチ(ボカロP名義)・蛙屋(かわずや)
- 生年月日:1991年3月10日
- 出身:徳島県徳島市
- レーベル:Sony Music Labels
- 所属事務所:REISSUE RECORDS(2013年 – )
- 公式サイト:米津玄師 official site「REISSUE RECORDS」
四国の徳島県出身で、子どもの頃は自閉症でありいじめの対象にもなっていたそうです。
そんな彼も音楽に出会うことで人生が大きく変わっていったそうです。
米津玄師さんの生い立ちも今回の「がらくた」を作るにあたって影響があったのかな?なんて考えてしまいました。
まとめ
米津玄師がらくたの歌詞考察!題名の意味などラストマイルの主題歌全文紹介しました。
8月23日公開の映画「ラストマイル」の主題歌を、米津玄師さんが書下ろしされました!
この「ラストマイル」は人気ドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」の二つの世界線の中で起きるシェアードユニバースで完全オリジナル作品。
今回もドラマに引き続き米津玄師さんが書下ろしされました。
楽曲の全貌がわかるのがまた楽しみになりました。
今回は米津玄師がらくたの歌詞考察!題名の意味などラストマイルの主題歌全文紹介しました。