生方美久の脚本が苦手?嫌い炎上したと言われる理由なぜ?
生方美久の脚本が苦手?嫌い炎上したと言われる理由なぜ?という事で解説します!
現在放送中の月9ドラマ「海のはじまり」の脚本を担当している生方美久さん。
今回のドラマは望まない妊娠から始まったお話でしたが、とにもかくにもこのドラマのSNSのコメントがすごいです。
これはドラマ制作の思惑にハマってしまったのでしょうが、やはり生方美久さんの脚本の力がすごいと思わざるを得ません。
胸に刺さるとか、グサッとくるとか、とにかく名言もたくさんです。
でも、そんなドラマであっても生方美久さんの脚本は苦手とか、嫌いという声があります。
過去には生方美久さんの発言で炎上したことも!!
今回は、
・生方美久さんの経歴
・生方美久さんが脚本家になった理由
・生方美久さんの脚本が苦手という理由
・生方美久さんが嫌いと言われる理由
という事を深堀りしていきたいと思います。
生方美久の脚本苦手嫌いと言われる理由
生方美久さんはデビュー以来ヒット作品ばかり手掛けている、今一番人気と言ってもいいほどの脚本家だと思います。
でもそんな生方さん、または生方さんの脚本が苦手だ、嫌いだという声があります。
生方美久の脚本そのものが苦手
いちばん好きな花はクサイ台詞ばかりで、生方美久の脚本は苦手だと思った。
— うまみ (@isopptAm) July 1, 2024
今回はそれよりは良いけど、海がどこからはじまるとか海の終わりとかまた脚本家の自己満足みたいなこだわりが強い。
#海のはじまり
#生方美久 さんの脚本ってなーんかクセあるなあ… #海のはじまり 全くその辺リサーチ無しだったけど、お父さんのシーンですぐ分かった。これが好きな人もいるかもだけど、私は苦手
— 🎗…🤍 𝘮 𝘢 𝘺 𝘶 (@2525mayu_) July 1, 2024
#いちばんすきな花
— ドラマティコ (@and_im_not_acat) October 20, 2023
silentが全く好きになれなかったけど、キャストが好きだから一応1話鑑賞。
やっぱり生方美久さんの脚本苦手。花屋がミニブーケまけておつかい頼むって有り得んやろ…時給いくらよ。初対面であんなズケズケ意見を否定しあう2023年日本の若者って存在するかな??
まずは、生方美久さんの脚本が苦手、という声がありました。
生方美久さんのドラマは、皆さん最初に誰が脚本担当か知らずに観ても、生方さんでは?と思ってしまう独特の世界観があるようです。
現実的に、このようなシチュエーション、会話の内容がありえない!と思う人がおおいような感じですが、それこそドラマの中の話なので、しっかり割り切って視聴すると気にならないのかもしれません。
生方美久のセリフの言い回しが苦手
生方美久さんのドラマ、silentもいちばんすきな花もとても好きなんだけど、セリフの言い回しがちょっと苦手…🥲
— 憩@2人も幸せよ♡(*´꒳`*) (@ikoi_kataoka) November 25, 2023
生方美久さんのドラマ、silentもいちばんすきな花もとても好きなんだけど、セリフの言い回しがちょっと苦手…🥲
— 憩@2人も幸せよ♡(*´꒳`*) (@ikoi_kataoka) November 25, 2023
生方さんの脚本の特徴として、一つの言葉に対するこだわり、同じ言葉に様々な意味を与えているというところがあります。
「silent」でいえば
第一話の最初に、「うるさい」というセリフが出てくるのですが、
高校時代、紬が想に向かって何度も「雪が降ると静かだね」と聞き、想が紬に向かって、笑顔で「うるさい」と言います。
これは「うるさい」と言ってはいるけど、笑顔でじゃれていて、楽しくもっと話して欲しいという意味の「うるさい」で幸せの象徴ともいえます。
その直後、場面が現在に変わり、湊斗のとなりで寝ている紬が雨の音で目を覚まして、一言「うるさい」とつぶやきます。
これは言葉通りの「うるさい」です。
特に不幸ではないけど、今はめんどう、周りの全てがうっとうしいと感じてることを表現している「うるさい」でした。
そして1話の最後で、紬と想が再会するシーンで「うるさい」でてきます。
駅前で想を見つけた紬が、逃げる想を追いかけながら、矢継ぎ早に今の自分のあふれる気持ちを想に話す紬。
この紬に向かって想が「うるさい」と伝えます。
実際、想は手話で伝えたため、紬には想の「うるさい」は伝わっていない。
高校生だった頃、心地よいうるささが宝物だった想は、耳が聞こえなくなったことで、その思い出を「うるさい」の一言で封じ込めてしまいます。
海のはじまりでは
第10話に生方さんらしいこだわりが現れたセリフがありました。
母親の水季が病死してしまって、父親である夏と一緒に暮らし始める海。
海にとっては水季は「そこにいたんだけど、いなくなっちゃった存在」
夏にとって水季は「自分のいない間に亡くなってしまった存在」
夏は、海に「水季が亡くなったことはわかってるよね?」と聞きます。
海は「無くなった」と受け取ってしまうんですね。
海にしたら水季はいなくなったけど、この前までそばにいた存在で、母親の実家に住んでいる時にはその水季の気配さえも感じ取れていた。
でも夏の家で二人で暮らし始めると水季は「無くなった」と言われる。
この日本語、、、難しい!!
視聴者はこの回を見ていると「あ~・・・」と思うのですが、セリフが細かいですよね。
そんなセリフの言い回しが苦手な人もいるのでしょう。
描くキャラクターが嫌い
この脚本おもしろくないな、とか、自分には合わないなと思うことなんかザラですが、生方美久の脚本は嫌悪感を抱く。出てくるキャラクター全員、自分の周りにいたら刺してるレベルで嫌い。こんなに嫌いになるドラマって本当に今までない。
— ももも (@korogura_0147) July 10, 2024
何度でも言います。あえて見えるところで書きます。生方美久の描くキャラクター、自分本位で心底大嫌い。反吐が出ます。なんでこんなに評価されてるのか本当に誰か教えてほしい。なぜこんなに世間の評価と自分がズレてるのかもわからなくてそれも相まって見てるとすっごく気分悪くなる。
— ももも (@korogura_0147) July 10, 2024
silentの時もそうだったけど、生方美久さんの描くキャラクターって言動がコロコロ変わるから、結局どうしたいのよ?って時おりモヤモヤしてしまうことある。(多分、そこが見どころなんだろうけれども…)
— 𝑅 (@_____kaar) September 10, 2024
生方美久さんが描くキャラクターに嫌悪感を抱くという意見も多いです。
生方さんは、リアルな人間模様を切り取りたいと言われています。
私が描きたいのは、主人公の半径5メートルにある世界の話。そこにある、とても普通でリアルな人間模様を切り取りたい。
引用元:インディード
もしかしたら現実の人間もこんな感じなのでしょうが、心にしまっている言葉を、そのまま表に出して描いているかもしれません。
生方美久炎上事件とは?
そんな生方さんだからなのか、昨年炎上事件がありました。
生方美久炎上の理由
生方さんの代表作、『silent』は切なくも優しい世界を描いたラブストーリー。
12月18日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に『silent』のプロデューサー村瀬健氏、演出家の風間太樹氏、そして脚本家の生方美久氏の3人で主演されました。
その際に、自分が日本語が好きという事を表現するために
「『silent』とかまさにそうですけど、日本語じゃないと繋がらないものってあるじゃないですか。同じ言葉だけど違う意味で使うシーンとか、人によって違う意味で捉えられる言葉とか、日本語じゃないと意味がないものを私使ってて。もし海外で翻訳されて出たら、この意味って海外の人には伝わらないんだっていう悲しさがある。
引用元:週刊女性Prime
のように話されていて、
「日本人っていうか、日本語が分かる人に観てほしい」
引用元:週刊女性Prime
このよう締めくくったのでした。
この『silent』のお話自体が、障害があってもその障壁を越えて分かり合おうという話だけに、違和感を感じた人が多かったようです。
そしてこの部分が切り取られて韓国メディアでも拡散されて炎上してしまったのです。
ただ、前述にあるように生方美久さんの脚本のセリフは日本語ならではの同音異義語を使っていたりがあるので、それを理解するためには相応の日本語力というのは必要かもしれません。
生方美久プロフィール
そんな生方美久さんのプロフィールを紹介します。
- 名前:生方美久(うぶかた みく)
- 生年月日:1993年5月10日
- 出身地:群馬県富岡市
- 出身高校:高崎商科大学附属高等学校
- 出身大学:群馬大学医学部保険学科看護学専攻
- 職業:脚本家
- アカウント:Instagram、X(旧Twitter)
生方美久の経歴
生方美久さんはデビューして間もないのに、書くシナリオがことごとくヒットしています。
今までの経歴を見てみましょう!
- 2021年
第33回フジテレビヤングシナリオ大賞、「踊り場にて」大賞受賞
城戸賞「グレー」準入賞 - 2022年
フジテレビ10月スタート木曜劇場「silent」 - 2023年
フジテレビ10月スタート木曜劇場「いちばんすきな花」 - 2024年
フジテレビ7月スタート月9「海のはじまり」
「踊り場にて」は、2021年12月31日瀧本美織さん主演で60分のドラマとしてフジテレビで放送されました。
生方美久が脚本家になった理由は?
前述のとおり、生方さんは群馬大学医学部保険学科看護学専攻を卒業されました。
生方さんが医学部を目指した理由は、ご自身が幼い頃に大病を経験したことや、お父様や親せきの方が医療従事者だったということから、自然と医療に関係のある仕事となったようです。
ドラマに興味を持ったのは高校時代
生方さんがドラマや映画など映像の世界に興味を持ったのは、高校生の時に映画『リリイ・シュシュのすべて』を観てからだそうです。
その時に、岩井俊二さんの作品に興味が湧いて映像作品をいろいろ見るようになったそうです。
大学生になって映画館に通うようになっても自分が脚本どころか映像の世界で働くことは考えてなかったと言われていました。
脚本家を目指すのは大学卒業後
1993年生まれの生方さんが助産師の資格を得るなら大学院まで進んだと思われます。
卒業は2017年だったと思うのですが、卒業後は3年間、県内の医療機関で助産師として働きながら、2018年春ごろから脚本を執筆し始めたそうです。
脚本は独学というから驚きです。
2021年にフジテレビヤングシナリオ大賞を受賞したものの、まだ生活の基盤は整っていないことから、2022年の夏まで看護師として働いていたそうです。
これを知ってびっくりですが、木曜劇場「silent」が始まったのが2022年の10月ですから、直前まで看護師さんとして働かれていたのですね!
脚本を書き始めたのは映画監督になるため
生方さんは、もともと映画監督になりたかったそうです。
生まれ変わったら何になりたい?という夢の話の時には、大真面目に「映画監督になりたい」って言っていたそうです。
でも映画監督になるのはハードルが高そうで、それで脚本から手を付けたと言われいいます。
自分が好きな監督がみんなオリジナルで脚本を書かれているので、まずは脚本を書けるようになりたいと思って。それに、映画を撮るにはお金と人手が必要だけれど、脚本なら今すぐにだって書き始めることができると思ったからです
引用元:インディード
いつかは映画監督もされるのかもしれませんね!
生方美久が苦手のまとめ
生方美久の脚本が苦手?嫌い炎上したと言われる理由なぜ?ということで、今話題作を世の中にたくさん出している脚本家、生方美久さんについて調査しました。
元々は助産師さんをされていたようですが、ご自身の夢を叶えるため独学で脚本を書き始めたという事でした。
嫌いと言われる理由には
・脚本が苦手
・セリフの言い回しが苦手
・描くキャラが嫌い
などなどの理由がありました。
今放送中の「海のはじまり」もアンチが多くいるキャラクターが何人もいて、放送後のSNSはすごいコメントの嵐です。
しかし、その分視聴者は毎回考えさせられている内容なのだということが、この生方さんが作る脚本の凄さだな、と改めて思いました。
本来は映画監督になりたいと思っていらしたそうなので、いつか映画監督もされるかもしれませんね。
これからも生方さんの作品を楽しみにしたいと思います。
生方美久の脚本が苦手?嫌い炎上したと言われる理由なぜ?でお届けしました!