父親がいない子供の特徴は?男の子は性格に影響も出るのか調査!
今回は父親がいない子供の特徴について、特に男の子の性格に影響があるのかどうかについて調べてみました。
最近では父親がいない家庭もずいぶん増えてきました。
私自身が父親がいなくて育ったのですが、小さい頃は、父親がいないことを不思議に感じることがありましたが、今の子は、幼い子でパパがいない子がいても、特に不思議とは受け取ってないようです。
私は女なので同性の大人として母親がいたので、特に困ったことはなかったかもしれませんが、子供が男の子の場合は、もしかしたら女の子の場合とは違う観点で、困ったこと、また性格的にも影響が出ているかもしれませんね。
今回は父親がいない家庭で育った子供の特徴をいろんな角度から調査してみました。
父親がいない子供の特徴は?男の子は性格に影響も出るのか調査してみました!
父親がいない子供の特徴は?
年末年始と世の中ではイベントが多くなってきて、そのイベントも家族で過ごすという風潮があります。
もちろん家族で過ごすのだから、父親がいないところはその家族で過ごせばよいのですが、そんなとき父親がいなくて子供を育てていると、何か特別なケアが必要なのか?とさえ考えてしまいます。
そのくらい最近はシングルマザーが増えているとはいっても、家族ファーストのニュースが多いと思いませんか?
父親不在で育った子供の特徴とはどういったことがあるのでしょうか?
父親がいない子供によくみられる特徴
父親がいない家庭というのは、元々シングルマザーで子供を産んだ人、とか、離婚してしまったとか、あるいは死別というのもありますね。
理由は様々ですが、父親がいない家庭の子どもに見られる特徴を見ていきましょう。
寂しがり屋
往々にして、父親がいないということは、母親が働きに出ていることが多く、父親がいる家庭と比べると、子供だけで過ごす時間が多くなります。
兄弟がいたら寂しくないのでは?と言われそうですが、兄弟がいたらいたで、上の子は父親の代わりに下の子の面倒を見る機会がふえたり、休みの日にほかの兄弟の用事で母親ががでかけてしまうなど、なかなか自分だけというわけにはいかなくなります。
大人の人数が少ないというのはどうしても子供に寂しい思いをさせてしまうかもしれません。
ただ、私自身の経験からいうと、寂しいのは小学校の間くらいで、中学生になると自分の用事も忙しくなり、親のことなどはあまり考えなくはなります。
小さい頃に一人でいることが多く、寂しがり屋なんだ、という人の話はよく聞く話ですね。
大人びている
一人でなんでもしないといけないことが多いので、大人びている子が多いように感じます。
これも母親が仕事で不在のことが多いので、通常なら学校から帰ってきたら母親がやってくれることを、自分ですることが多く、なんでもできちゃうので、大人びている子も多いです。
私の友人でシングルマザーで一人息子を育てている人は、自分がいつ死んでもいいように、小学一年生の時から掃除、炊事、洗濯、なんでも一人でできるように教えているそうです。
なんとその友人は朝起きて自分が突然起きてこなかったときのために、救急車の呼び方まで教えているそうです!
我慢強い
母親が一人で働いて頑張っている姿を見ているせいか、自分の気持ちを前面に出すことなく、我慢強い子も多いように見受けられます。
「お母さんも頑張っているから、自分だって頑張るぞ!」という前向きなときは良いと思います。
でも、頑張っている母親を困らせないように、自分の気持ちを抑えて消極的になってしまうこともあるので、周りの大人は注意して見ることが必要です。
父親がいない男の子の性格に影響も出るの?
父親不在で子育てをするときに、母親として気になるのは「同性の大人がいない」という点ではないでしょうか?
思春期に体や心の変化がありますが、その時に同性の親からのアドバイスというのがないので、心配な点がそこになるのでしょう。
その他にも父親がいないで育った男の子にスポットを当ててその影響があるのかを調査しました。
男の子特有の性格的な影響は?
父親がいない子供の性格として、「寂しがり屋」「大人びている」「我慢強い」と紹介してきましたが、父親がいない男の子特有の性格的な影響というのはどういったものがあるでしょう?
女性に優しい、男女平等
母親が仕事も頑張って家庭を維持しているので、女性に対しても優しく、また女性のアイデンティティにも理解があります。
女だから、とかいう言葉で女性を下に見るようなことは決してないでしょう。
もちろん、働く女性に対しても偏見などなく、全てにおいて協力的であろうとするでしょう。
マザコン
これはよく言われますが、父親不在で育った男の子はマザコンの人が多いです。
それはやはり母親の頑張りをみているから、どうしても母親のことを突き放すことができないということろからくるのでしょう。
もしも父親不在で男の子を育てたのなら、子供が社会人になったら、母親の方から息子から距離を置くようにしてあげることが、マザコンと言われるのを防ぐ方法かもしれません。
攻撃的な性格の場合も
父親がいない家庭の場合、もしもその男の子が一家で一人だけの男性であれば、何かの時は自分が家族を守らなければ!という強い責任感で、攻撃的な一面がある人もいます。
周りの人に心を許せないというような場合もありますので、もしも攻撃的な表情を見せたとしても周りの人の理解がその子をの心を柔らかくしてくれるでしょう!
責任感が強い
さきほどの、「攻撃的になる」という理由と同じです。
自分が家族を守るんだ!ということで、攻撃的であるかもしれませんが、その分責任感が強くなる傾向があります。
この責任感が強く出過ぎたときに攻撃的になってしまうと言われています。
父親がいない子供の気持ち
では今度は子供目線でどのように映っているかをリサーチしてみました。
子ども自身は父親がいないことに関して、どんな気持ちを持っているのでしょうか?
父親がいなくて寂しいと思ったことがある
ある調査機関によると、父親がいなくて育った子供たちの約半分の子が、「寂しいと思ったことがある」と回答したそうです。
これは父親がいないことで、一家の働き手が母親だけになるため、どうしても子供だけで過ごす時間が多くなってしまったからでしょう。
他にも今は学校の行事などに、父親が参加するところも多くなってきて、そういう学校生活などで、自分の家と他の家との違いや、自分の状況を見ることで、寂しさを感じることも出てくるでしょう。
父親がいなくて困ったことがある
また、父親がいなくて困ったことがあると答えた子どもも半数ほどいたようです。
困ったという理由はいくつかあるでしょうが、代表的なことを3つに絞って解説します。
父親がいなくて経済的に困った
最初に言われるのは、経済的に父親がいなくて大変だったということです。
そのため、自分の望む進路もなかなか母親に言い出せないという子供もいるようです。
口に出すことで、何らかの方法をアドバイスすることもできるのですが、我慢して言わないとなると周りも手を貸しづらいので、やはり何でも話せるような、そういった存在の人がいるといいですね。
父親がいなくて性の悩みを相談できなかった
性の悩みの相談ができなかったのは、やはり男の子でしょう。
母親には言えない悩みというのが、第二次成長期とともに出てきます。
その時に、父親代わりになる年の離れた同性の友人、先生、先輩などがいるといいですね。
父親がいなくて進路決定の時に悩んだ
少数ですが、進路を決めるときに父親不在で困ったという声もありました。
これは「母親に反対されてほかの意見も聞きたかった」とか「母親とは価値観が違うから」というような回答が目立っていました。
確かに進路、進学というのは、学費がかかることから、家庭内での話し合いが必須になります。
その時に母親との価値観が全く違うというのは、進路決定に悩むところです。
母親だけでなく、祖父、祖母、叔父や叔母も身近に相談できる身内として困ったときは相談に乗ってくれる人がいいですね。
そして、そういう人の存在があるということを伝えてあげれたらいいですね。
まとめ
今回は父親がいない子供の特徴、特に男の子の性格的特徴についての内容でした。
この記事を読んで、父親がいても同じような感じだよ、と思われた人も多いかもしれません。
でも、これは周りがそう思っても、本人が同じような出来事あった時に、「父親がいないから」と関連付けてしまうことがあるということです。
つまり環境によっていうこともあるけれど、多くの場合は本人の深層心理に与える影響が大きいのではないかと思いました。
このようなときは、父親や母親は関係なく、周りの人たちがそういった目でみることをしなければ、父親がいなくて子育てをすることに、良い影響はあっても悪い影響はないのでは!?と思える結果ではないでしょうか?
これで父親がいない子供のを育てる場合は、周りの人たちの力も借りながら、育てることが重要ではないでしょうか。
父親がいない子供の特徴について、特に男の子は性格に影響も出るのか調査してみました!