無能の鷹が発達障害と言われる理由は?主人公ツメ子のキャラクターから考察!
無能の鷹が発達障害と言われる理由は?主人公ツメ子のキャラクターから考察しました。
2024年10月11日からのテレビ朝日系金曜ナイトドラマ枠で「無能の鷹」が放送されます!
「能の鷹」は、講談社の女性漫画誌「Kiss」で連載中のはんざき朝未さんによる大人気コミックス♪
菜々緒さんが演じる、有能オーラが半端ない主人公・鷹野ツメ子(たかのつめこ)の超・脱力系お仕事コメディ!
鷹野ツメ子は見た目は超有能ですが、とんでもなく無能。
それなのに、奇跡が重なって結果的に有能!と思われてしまうことになるのですが、、、
あまりにも仕事ができないため、「無能の鷹」と検索すると「発達障害」という言葉が出てきます。
無能の鷹の鷹野ツメ子は発達障害という設定ではないのに、そのワードが出てくるということは、一定数検索されているという事でしょう。
今回は無能の鷹が発達障害と言われる理由は?と題して、主人公ツメ子のキャラクターからその理由を考察しました。
無能の鷹主人公ツメ子は発達障害?
久しぶりに漫画でめっちゃ面白くて腹抱えた「無能の鷹」
— かぼさん (@cKsjp5gDDUrRUsw) May 12, 2023
だけど
「この人発達障害なのか?」と邪推してしまう自分がいる。
いや、我が子がこうだったら最高だけどね😂こんな度胸?ない。
とにかく続きが楽しみ
無能の鷹は試し読みしてみたけどファンタジー発達障害😢みんなが優しすぎるのでお仕事ファンタジー物と割り切らないとこんな訳あるかーってなりそう。面白いけど。
— きのこ (@blindput) May 24, 2024
無能の鷹の主人公鷹野ツメ子に関してSNSや漫画の感想で発達障害では?と投稿されています。
どんなところが発達障害といわれるのでしょうか?
鷹野ツメ子のキャラクターに迫ってみたいと思います。
無能の鷹ツメ子のキャラクター
無能の鷹の主人公鷹野ツメ子ははっきり言って仕事ができません。
記憶力がなく、算数が苦手で簡単な計算や、コピーもできませんし、当然パソコンを操作もできません。
優しいトレーナーが丁寧に教えて何もできないので、書類をホッチキスで止めるくらいしか仕事がない、という始末です。
もちろん、仕事ができない人というのはどこの会社にも一人や二人いると思いますが、鷹野ツメ子の特徴は、仕事出来る人オーラが凄く、その仕事できるオーラと、実際の仕事の処理能力のギャップが激しいのです。
鷹野ツメ子のキャラクターの特徴をあげると・・・
- 仕事出来る人オーラが凄い
- 計算が苦手
- 記憶力がほぼない
- コピーができない
- パソコンができない
- ホチキス止めは上手
- 周りからの評価を気にしない
- 単純作業をを繰り返しずっとできる
- 難しいことを考えると頭が痛くなる
- かなりポジティブ
鷹野の無能っぷりは、潔くて見てる方は気持ち良ささえ感じてしまいます。
仕事できるオーラがまた半端ないのに、本人は仕事ができない事を自覚しているため、とても謙虚なのも高評価だと思います。
無能の鷹は発達障害ではない?
しかし、SNSで言われるように無能の鷹の主人公鷹野ツメ子は発達障害というのはちょっと違うなと思います。
一般的に、発達障害の特性として「社会性の障害」「コミュニケーションの障害」「想像力の障害」の大きく3つの特徴が挙げられています。
具体的には
- 相手の言葉や表情から考えていることを読み取ることが苦手
- 自分の考えをうまく伝えることが苦手
- 特定のことに強い興味・関心を持ち、こだわりの強い行動が見られやすい
- 見通しの立たない状況で不安が強い
- 見通しが立つ時はきっちりしている
- 大勢の人がいる所や気温の変化などの感覚刺激に敏感
このような特徴があります。
確かに、鷹野ツメ子が一つの事に強い興味関心がある部分は否めません。
例えば、ペンの指回しを一日中練習したり、鯉に餌をやるために毎日池に通ったりするのは、そういった特徴があるとも言いえます。
また相手の言葉や表情から気持ちを読むのが苦手、、、というか、読み取ろうとはしていないかもしれません。
しかし、鷹野ツメ子は何と言ってもコミュニケーション能力が高いです。
そして社会性という部分も、いろいろと問題はあるものの、社内のメンバーとつかず離れず、適度な距離を持って上手に付き合っています。
また、想像力に関しても、前述の鷹野ツメ子の名言を生み出す力があるので十分に想像力豊かと言っていいのではないでしょうか?
確かに普段の事務的な仕事は向いてなく、発達障害では?と思われても仕方ないですが、このコミュニケーション能力の高さ、社会性、想像力は、発達障害とは違うような気がします。
無能の鷹:鷹野ツメ子の正体
鷹野ツメ子はほんとに仕事ができなくて、そんなに仕事ができないんじゃ、会社で嫌われたりするのでは?と思いますが、そんなことはありません。
社内では鶸田道人のように心配してくれる人や、温かく成長を見守ってくれる人もいます。
根本的には、鷹野ツメ子のコミュニケーション能力の高さがあると思いますが、そのほかの愛される理由を考察します。
自己肯定感が高い
ツメ子は無能だけど自信があるのです。
自己肯定感が高いので、キメ言葉は「無能ですが何か?」です。
あそこまで何もできないけど、自信たっぷりに行動できるので、逆に気持ちいいです。
自分に正直
鷹野ツメ子は変に自分を偽って、出来る人に見せようともしていません。
できないことをできるなんて、間違ってもいいません。
例えばツメ子が話せる英語は「This is a pen」と「apple」だけですが、外注先に出かけた時も、その二言だけで、相手を脱帽させます。
裏表のない性格
自分に自信のない人なら、取り繕うこともあるのでしょうが、ツメ子は胡麻化したり、その場しのぎの対応などがありません。
自分が思っていることを正直に言葉にしているだけなのに、相手が勝手に「謙遜しているんだ」とか「自分を下げているんだ」と解釈してくれます。
裏表のない、正直な人なので、周りの人も変に気を遣う事なく付き合えるため、会社内では、大事にされているわけではありませんが、これだけ仕事ができなくても、咎める人はいません。
むしろ、ツメ子をこのままにしておくと解雇されるのでは?と心配してもらっています。
普通の人なら卑屈になってしまいそうな能力ですが、自信満々なので、全ての事が上手く回っていくのです。
この漫画を読むと、自己肯定感の大切さをひしひしと感じます。
無能の鷹が発達障害と言われる理由まとめ
今回は無能の鷹が発達障害と言われる理由は?ということで、主人公ツメ子のキャラクターから考察しました。
無能の鷹の主人公、鷹野ツメ子があまりにも仕事ができないため、世間では「発達障害では?」という声が上がっていました。
しかし、確かに仕事ができなくて、無能ぶりが驚くほどでしたが、実際にはコミュニケーション能力の高い女性でした。
無能だけど愛されキャラの鷹野ツメ子のクスっと笑える脱力系お仕事コメディは、この秋ドラマで大人気になること間違いなしですね!
今回は、無能の鷹が発達障害と言われる理由は?ということで、主人公ツメ子のキャラクターから考察しました。