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ラストマイル犯人は?あらすじの結末や感想を解説!

オハナ
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ラストマイル犯人は?あらすじの結末や感想を解説します!

8月23日(金)公開の「ラストマイル」は、ドラマ「アンナチュラル」と「MIU404」の世界線上で物語が展開する完全オリジナルのシェアードユニバース作品!

8月23日追記!映画を観ての追記しました。

『ラストマイル』の主軸となる無差別連続爆破事件の犯人について解説していきます。

連続爆破というのは、送られた先に何か共通点があるのか、送られた荷物に共通点があるのか?そのようなことでも犯人の目的が変わってきますね!

一体犯人は誰で、目的はなんなのでしょう?

今回は、ネタバレ注意ラストマイル犯人は誰か?あらすじの結末や感想を解説します!

予告編ではわからないあらすじや犯人もわかるため、知りたくない人は8月23日追記以降は読まないように注意してください。

ラストマイルのあらすじは?

映画「ラストマイル」は、「アンナチュラル」と「MIU404」の同じ世界線で物語が展開する完全オリジナルのシェアードユニバース作品。

タイトルの「ラストマイル」の意味は、物流関係の言葉で、お客様へ荷物を届ける過程の最後の区間を表しています。

まさに、爆発事件はそのラストマイルの区間で起きたとてつもない事件です!

ラストマイルのあらすじざっくりと

公式からの発表を見ると世界規模のショッピングサイト「DAILY FAST」から発送された荷物で連続爆破事件が起きる!ということが軸となっています。

「届いた荷物は爆弾だった」

販売サイトのお祭りでもある、ブラックフライイデーの前夜に届けられた荷物に爆弾が仕込まれていて、次々と爆破事件が起こるのです。

その事件解明していくのが舟渡エレナ役は満島ひかりさんと同じく関東センターのチームマネージャー役は岡田将生さん。

同じ世界線を持つ「アンナチュラル」と「MIU404」のメンバーが文字通りタッグを組みます。

8月23日追記ラストマイルあらすじネタバレ

ECサイトの物流倉庫は、決して止めることのできない現代社会の生命線。

予告を観ただけでは想像もつかない社会問題を取り扱った作品でした!

野木亜紀子氏の脚本は、娯楽映画ではなく現代社会の歪みに提言をするような内容です。

デイリーファースト

大手通販サイト「デイリーファースト」は、社員9人に対し、800人の派遣社員で運営されています。

西武蔵野ロジスティクスセンターは非常にシステマチックではあるが、正社員と派遣社員の間に深い溝があるように描かれています。

主人公舟渡エレナ(満島ひかり)西武蔵野ロジスティクスセンターに新しいセンター長として赴任してきてから、チームマネージャーの梨本孔(岡田将生)と共にノルマ達成に努めていました。

デイリーファーストの目玉商品であるデイリーフォン1万台販売と、西武蔵野ロジスティクスセンターの稼働率70%以上の維持がエレナと孔への至上命令である。

羊急便

羊急便は商品配送の60%をデイリーファーストに依存しているため、デイリーファーストからの命令は絶対。

羊急便の荷物を実際に運ぶのは、業務委託を結んでいる佐野親子である。

業務委託されている佐野親子は一つ届けることで150円、受け取ってもらえなければ一銭にもならないという過酷な労働環境である。

事件発生

ある日警察から、デイリーファーストの目玉商品であるデイリーフォンを受け取った瞬間に箱が爆発し、受け取った顧客が焼死したというショッキングな連絡がエレナの元に入る。

エレナは、会社の株価が下がることを防ぐためやむなくすべてのデイリーフォンの出荷中止を中止する決断をします。

現場は大混乱を起こし、そのしわ寄せは羊急便に行き、さらにしわ寄せのしわ寄せは羊急便と業務委託を結んでいる佐野親子にも波及しました。

デイリーファーストの過去の事件

警察が犯人と疑っていた山崎佑は、エレナの前に勤務していた社員で、西武蔵野ロジスティクスセンターで「ブラックフライデーが怖い」と言い残して飛び降りして5年間昏睡状態が続いている。

山崎佑が飛び降りたのは西武蔵野ロジスティクスセンターで使われているベルトコンベアだった。

冒頭に登場する山崎佑がロッカーに書き残していた「2.7m/s→0」と「70kg」という文字。

観客の誰がも気に留めることはなかったのですが、実は西武蔵野ロジスティックセンターで使われているベルトコンベアの速度と耐久重量と同じ数値だったのです。

でも山崎佑が飛び降りて死にそうになってもベルトコンベアは止まらなかったのです。

センター責任者の「死んでもベルトコンベアを止めるな」という厳命と、働くスタッフの健康が一番という建前の矛盾が露呈してしまった事件でした。

ラストマイル連続爆破事件の犯人

最初の被害者の遺体の検視が進められ、被害者が戸籍上の男性ではなく女性であることが判明します。

そこで、犯人解明が大きく動き出しました!

犯人は、山崎佑の恋人筧まりかで、彼女は最初の爆弾で自殺していたのでした。

筧まりかの恋人山崎佑は、物流サービスに追い詰められて飛び降りたとされていますが、デイリーファーストはその責任を筧まりかに押し付けていました。

「自分が罪を犯したのなら自分が償う。しかし、世界が罪を犯したのなら世界は償ってくれるのか」

筧まりかは大企業の物流サービスと、それを利用する人々が山崎佑を追い詰めたと考え、事件を起こしたのです。

もしかしたら映画を観ている私たちも自分では気が付かないうちにこの便利な世の中で誰かを追い詰めているのかもしれません。

『アンナチュラル』と『MIU404』のかかわり

アンナチュラルの三澄ミコト(石原さとみ)たち法医解剖医が、被害者の遺体から事件解決の手がかりを見つけます。

そして中堂(井浦新)は連続爆破事件の犯人・筧まりかを肯定するようなセリフを言います。

「見上げた根性だ」と。

中堂もまた、愛する恋人のために道を踏み外そうとした過去があったからです。

でもそれも、ミコト(石原さとみ)に否定され、UDIラボコンビ健在を見せてもらえました。

また、『MIU404』の伊吹藍(綾野剛)や志摩一未(星野源)たち刑事が、犯人を追い詰めるために奔走する姿に、テンションがあがります。

そして3話で登場した勝俣が機捜にいるため、しっかり時間の積み重ねも感じられて感動しました。

筧まりかが犯人とわかったことで、爆弾がどうやって仕込まれたのかが解明されていきます。

AmazonにてラストマイルOFFICIAL BOOK発売中。

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ラストマイル結末

映画「ラストマイル」の結末は佐野親子によって最後の爆弾が食い止められ、すべての爆弾事件が解決した後、エレナはデイリーファーストを辞める決心しました。

デイリーファースト本社はアメリカからエレナを送るなど、爆弾事件が起きることを知っていた事に失望したのです。

エレナは梨本孔に鍵を渡し、次のセンター長は梨本孔が引き継ぐことになります。

デイリーファーストは変わらず稼働していくのです。

山崎佑も目覚めないままです。

運送会社の賃金が一個150円から170円に上がったことが一歩だけ前に進んだことでしょう。

「ラストマイル」の結末ハッピーエンドではなく、後味が悪いものでした。

まとめ

ラストマイル犯人は?あらすじの結末や感想を解説!

本作品は、8月23日(金)公開後すぐに観に行きました!

大人気ドラマ、「アンナチュラル」と「MIU404」の世界線上で物語が展開する完全オリジナルのシェアード・ユニバース作品です。

世界規模のショッピングサイトの関東センターが発端となる連続爆破事件ですが、テロや愉快犯などではなく、私たちの生活を深く考えさせられる社会派エンタメ作品に仕上がっていました。

犯人は誰なのか?何のために連続爆破事件を起こしたのか、、映画は予想を大きく上回る内容でした。

一度観ただけでは理解不能の複雑な内容!

ぜひ観に行かれる方はパンフレットを購入することをお勧めします!

今回はラストマイル犯人は?あらすじの結末や感想を解説しました!

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ABOUT ME
オハナ
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子育てカウンセラー            医療系転職コンサルタント
普段は犬と2人暮らしの在宅ワーカーです。趣味は旅行することと健康と美容に関すること。海外旅行も好きだけど最近は日本の良さ再発見して国内旅行にはまっています。
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