葛湯寝る前は太るって本当?いつ飲むといいのかや効能も調査
葛湯を寝る前は太るってほんとうでしょうか?
いつ飲むといいのかや効能を調査してみました!
葛湯は身体によさそうだけど、寝る前に飲むと太るっていうんだけど、ほんとかな?
本当でしょうか?
私は毎年冬には結構飲むけど、寝る前は飲んでなかったな~
私は毎年冬になったら、生活の一部として、葛湯を飲んでいますが、実際にそれで太ったということはないのですが、いつも昼に飲んでいるからでしょうか?
今回は2週間ほど、葛湯を夜、寝る前に飲むことを試してみました。
飲む前に葛湯のカロリーとかも調べてやってみました。
葛湯を寝る前は太るのか?効能やいつ飲むのがいいのかも合わせて調べてみました。
日本の伝統食である、スーパーフード「葛」の魅力を探ってみましたよ!
葛湯を寝る前は太る?
寒くなってくると、葛湯が身体を温めるからいいよ~とか、風邪の引き始めには葛湯!とかよく聞きますよね!
温かい飲み物でもあるし、寝る前に飲むとよく眠れそうだし、寝る前に飲むのがいいい!って思っていたけど、なんでも夜寝る前に飲むと太るという噂を聞いてしまって、本当はどうなの??といろいろ調べてみることにしました。
葛湯の栄養成分やカロリーは?
寝る前に飲んで太るということは、カロリーが高いってことですよね?
ゼロカロリーなら、いつ飲んでも関係ないですもんね!
葛湯の元となる、葛粉のカロリーを調べてみました!
葛粉のカロリーはなんと、100グラムあたり356カロリーということです。
そこから計算していきますよ。
葛湯を作るためにはだいたい10~15gの葛を使いますから、葛粉だけだと50カロリーくらいでしょうか?
あとは葛粉自体は無味なので、味付け、風味づけに砂糖やてんさい糖を加えたり、生姜のすりおろしや、最近はリンゴを加えたりします。
砂糖も葛粉と同じくらい、やや高めのカロリーになるので、砂糖を大さじ2杯ほど加えるとしたら、それが70カロリーくらいあるので、合わせて120カロリーです。
120カロリー、、ちょっと多いですかね。
ただ、このくらいのカロリーであれば、一日の摂取カロリーを調整すれば、すぐにこれで太るというのに直結するわけではなさそうです。
二週間葛湯を寝る前に試してみた
ほんとに葛湯を寝る前に飲むと太るのか!?と思って、実際に二週間試してみました!
筆者は身長152センチ、体重は47キロ前後と痩せても太ってもない?と思ってます。
これがどうなるかとやってみました。
結果は、、、、
全く変わりませんでした!!
2週間寝る前に飲んでも体重の変化はなし!でした!
特に食べ物を控えたとか、運動をしたとかもなく、いつもの食事でいつもの生活で、ただ、15グラムの葛に大匙1.5杯(少し控えました)程度の砂糖を加えて、毎日飲んで眠りました。
いつもは寝る3時間前には何も食べないようにしていますが、今回は寝る前に飲んだので、いつもより寝つきが良かったような気がします。
でも体重は全くかわらなかったのです!
葛湯はいつ飲むといいのか?
では葛湯はいつ飲むといいのでしょう?
葛湯を飲むのも、人によって目的が違いますよね!
飲むタイミングは目的によって変えた方がいいような気がします。
葛湯を飲む目的とタイミング
飲むタイミングはそれぞれ違います。
葛湯を飲む目的で飲むタイミングを決めるといいでしょう!
ダイエットが目的
葛湯は身体を温めてくれることと、腹持ちがいいということで、実はダイエットのために飲むという人もいるのです。
ダイエットのためには夜寝る前に飲むよりは、昼間小腹がすいた時に、お菓子をたべるのではなく、温かくて、ほんのりと甘い葛湯を飲むことで、血行は良くなるし、葛特有のとろみで、お腹も満足するのでお勧めです。
また、食事の前に葛湯を飲むのもよいでしょう!
食前に葛湯を飲むことで、満腹感が出てきて、過食を防ぐことができます。
冷え性対策
冷え性対策の人であれば、朝起きてすぐや、外出の前に飲むことをオススメします。
朝は体温が低めになっているので、温かい葛湯を飲むことで、身体もぽかぽかしてきて、気持ちよい一日のスタートが切れます。
また、寒い時期は出かける前に飲むことで、身体を芯から温めて、外の冷たい風にあたっても、かなり寒さに耐えられるような気がします。
風邪の予防
ちょっと悪寒がするとか、ちょっと疲れた、などというときは、寝る前に飲んで、ぐっすりと睡眠をとることで、疲れも飛んでいくのではないでしょうか?
お腹を温めると、血液が頭の方ではなく、腹部に流れてくるので、頭の中を空っぽにして、ぐっすり眠ることができます。
風邪の予防であれば、太るとかそんなこと気にしていられませんよね!
そもそも葛湯の効能は?
葛湯というのは葛というつる性の多年草の根っこの部分を砕いて、何度も水にさらして採取する葛粉をお湯に溶いたものです。
葛というのは日本全国どこにでもある草で、おそらくあなたも見たことがあると思います。
私の家の前の道路の脇にも葛のつるが這って出てきて、夏には紫色のきれいな花を咲かせています。
葛はスーパーフードと呼ばれていて、奈良時代からいろいろな方法で葛を摂っていました。
よく言われる葛の効能を見ていきましょう!
血行がよくなる
同じ澱粉でも片栗粉はジャガイモの澱粉で身体を冷やす陰性の食べ物なのに、葛はマメ科の植物で、血行が良くなるので、冷え性や寒さ対策に向いています。
ジャガイモの澱粉の片栗粉と同じような「とろみ」があるのに、成分というか、効能は全く違うんですよ。
中華料理なども夏は身体を冷やすために、片栗粉を使って、冬は葛を使ってもいいと聞きます。
そして、血行が良くなるということ=風邪の引き始めの最初のころは、自宅で「葛湯」を飲んで、休息することで、本格的な風邪にならないとも言われています。
デトックスにも
身体を温める効果もあり、発汗作用もあるので、食べ過ぎ飲みすぎの時のデトックスにも葛は良いと言われています。
ちょっと食べすぎたな、と思うときは、お砂糖を少な目に、そして、すこし緩めにさらさらに近いくらいの濃度で葛を溶いて飲むと飲みやすくていいですよ。
アンチエイジングにも!
葛は前述のとおりマメ科の植物です。
大豆と同じく、マメ科特有の『イソフラボン』を含んでいます。
イソフラボンは骨粗鬆症予防や更年期障害の軽減にも効果があるし、イソフラボンの中から生成されるエクオールがアンチエイジングにも役立つと言われています。
まとめ
今回は葛湯寝る前は太るって本当?いつ飲むといいのかや効能について調べてみました。
古くから伝わる葛湯ですが、最近はリンゴ葛湯など、いろいろなアレンジもあって、一般的に広まってきています。
身体の冷え対策はもちろん、便秘に効き目があったり、過食を防ぐことができたり、とても魅力的な飲み物というのがわかりました。
これから寒い季節になりますが、葛湯など、自然の飲み物を上手に取り入れていきたいですね。
葛湯寝る前は太るって本当?いつ飲むといいのかや効能も調査してみました!