稲村和美はなぜやめた?尼崎市長の退任理由はUSB紛失の引責なのか徹底調査!
稲村和美はなぜやめた?尼崎市長の退任理由はUSB紛失の引責なのか徹底調査しました!
兵庫県知事選に立候補した稲村和美氏は、2010年から2022年には兵庫県の尼崎市長として活躍されていました。
このまま再選を目指すのかと思われていたところ、立候補せず退任してしまいましたが、その退任の理由はUSB紛失という事件あり、その引責だったのでしょうか?
今回は、稲村和美はなぜやめた?尼崎市長の退任理由はUSB紛失の引責なのか徹底調査しました!
稲村和美尼崎市長の退任理由はなぜ?
稲村和美さんが尼崎市長を退任した理由は、稲村氏自身が
「元々、3期12年が区切りだと考えていた。尼崎市が新しいステージに進んでいくタイミングだと思った」
このように語っており、市長に就任した当初から決めていたタイミングであり、尼崎市市政に対しても良いタイミングだと思ったようです。
しかし、このように稲村氏が話してもどうしても世間の人はUSBメモリー紛失問題が関係、もしくは引き金になったのでは?と思ってしまいますよね。
USB紛失事件とは?
USB紛失事件というのは、皆さんの記憶にも残っていると思いますが、2022年の6月21日、尼崎市の全市民約46万人分の個人情報が入ったUSBメモリを泥酔した男性社員が紛失したという事件です。
その男性社員は尼崎市の職員ではなく、尼崎市が業務委託した情報システム企業である「BIPROGY株式会社(旧日本ユニシス株式会社)」の再々委託先の社員です。
再々委託先、というところもポイントで同社は市に無断で別会社に業務の一部を再委託し、業務に3社が関わっていました。
つまり、再々委託先(社名は不明)の男性社員が市からの委託先BIPROGYの社員と飲酒し、泥酔してしまい、鞄ごとUSBを紛失してしまったのです。
USBメモリーは、約56時間後(3日後)に発見され、尼崎市はデータの不正使用は確認されなかったと発表しています。
データの不正使用は確認されてないとはいえ、個人情報が入ったUSBを紛失するというのは重大な事件で、市民にしてみれば安全が目に見えないだけに不安が付きまといます。
この事件が稲村氏が退任宣言をする5ヶ月前の事なので、市長の退任に多少の影響はあったと考えます。
稲村和美の実績
稲村和美氏の市長として就任した当初、財政再建というのを大きな軸として掲げていました。
成果として、収支均衡予算の達成や、市債残高の大幅な削減をすることで将来負担比率も改善されていました。
様々な施策の結果、尼崎市が「本当に住みやすい街大賞2018 in 関西」(2018年、住宅ローン専門金融機関による)で1位に選ばれ、尼崎市のイメージが一新されました。
また市民アンケートでも「まちのイメージが良くなった」との回答は調査開始時の2013年31.8%から、2023年60.5%に上がり、尼崎市の転出超過が転入超過へ逆転しました。
しっかりと実績を残した市長だっただけに、もしもUSB紛失事件が無ければ、、、と考える人がいるのもうなずけますね。
稲村和美の退任理由まとめ
今回は稲村和美はなぜやめた?尼崎市長の退任理由はUSB紛失の引責なのか徹底調査しました。
稲村和美氏は尼崎市長を2010年から2022年まで3期務めて退任されました。
しっかりと実績を残された方なので、そのまま続投と思われていたのに退任されたため、2022年の6月にあったUSB紛失事件の引責でやめたのでは?と言われています。
ご本人は市長に就任した当初から、区切りは決めており3期12年で退任するつもりであったと言われていましたが、USB紛失事件はあまりにも大きな事件ですから、この事件が引き金、あるいは背中を押すなどの影響はあったのではないかと思います。
今回、兵庫県知事に立候補していますが、これまでの実績を見てどういう結果になるか見守りたいと思います。
今回は稲村和美はなぜやめた?尼崎市長の退任理由はUSB紛失の引責なのか徹底調査しました。