正体映画とドラマの違いはある?原作あらすじから結末の違いを徹底調査!
正体映画とドラマの違いはある?原作あらすじから結末の違いを徹底調査しました。
染井為人さんの人気小説『正体』。
2022年にWOWOWでドラマ化され話題となりましたが、今回は映画化ということで、再び『正体』についてSNSでも再燃しています。
ドラマと映画の違いは、ただキャスティングの変更だけなのでしょうか?
それともあらすじも変わってくるのでしょうか?
今回は、正体映画とドラマの違いはある?原作あらすじから結末の違いを調査しました。
正体映画とドラマの違いはある?
小説『正体』は、脱獄した死刑囚・鏑木慶一と彼が出会う人々の人間ドラマを描いたサスペンス作品。
映像化という点では、映画もドラマも同じ原作小説ですが、その映像再生の尺も違いますし、キャストはもちろん違います。
映画とドラマの相違点を調査してみました。
正体映画とドラマの違い:キャスティング
この映画とドラマの違いは何と言ってもキャスティングが違います。
主要キャストから比べてみましょう。
役名 | ドラマ版 | 映画版 |
主人公 鏑木慶一 | 亀梨和也 | 横浜流星 |
被害者夫婦の夫の母親・井尾由子 | 黒木瞳 | 未発表 |
パン工場のパートで井尾由子の妹・笹原浩子 | 若村麻由美 | 未発表 |
工事現場の作業員・野々村和也 | 市原隼人 | 森本慎太郎 |
ライター兼ディレクター役・安藤沙耶香 | 貫地谷しほり | 吉岡里帆 |
痴漢の冤罪被害に遭った弁護士・渡辺淳二 | 上川隆也 | 未発表 |
介護施設「アオバ」の同僚・酒井舞 | 堀田真由 | 山田杏奈 |
鏑木を追う刑事・又貫征吾 | 音尾琢真 | 山田孝之 |
ドラマ版の正体は、主演が亀梨和也さんでしたが、映画版は主演を発表していません。
映画版の主演の公開があり、横浜流星さんということがわかりました!
横浜流星さんは以前にも藤井道人監督と今までに何度もタッグを組んでいて、お互いの意思の疎通がうまくいきそうで期待大です。
このまま公開まで未発表で行くのかその他のキャスト発表の時に発表されるのかはまだわかりません。
正体映画とドラマの違い:制作スタッフ
製作スタッフ | ドラマ版 | 映画版 |
原作 | 染井為人『正体』 | 染井為人『正体』 |
総監修 | 中田秀夫 | ー |
監督 | 中田秀夫、谷口正晃 | 藤井道人 |
脚本 | 前川洋一 | 小寺和久・藤井道人 |
音楽 | 海田庄吾 | 未発表 |
ドラマ版には総監修という立場の方がいらっしゃいますが、映画版にはそういう立場の方がいらっしゃいません。
おそらく映画版は監督が藤井道人さんお一人なので、そうなっているのかな?と思います。
劇中の音楽がどなたの担当か発表がまだありませんが、音楽右派映画の出来を左右するので、これも楽しみです!
正体映画とドラマの違い:時間
映像化した時のその長さですが、ドラマは全4回で制作されるため、映画よりも長い時間で制作することが可能です。
今回の『正体』でいえば、全4回で各回50分前後で作られているため、合計では3時間28分となっています。
ドラマ版『正体』は3時間28分=208分
一方映画の方ですが、11月公開なので今のところはまだ正確な時間が判明していません。
一昔前は映画は90分~110分くらいでしたが、近年映画の時間が長くなっているようです。
アカデミー賞ノミネート作品の平均が2時間22分=というから驚きです。
今回は、藤井直人監督の映画の上映時間を調べてみました。
日本と台湾の合作の青春18×2 君へと続く道が123分、横浜流星さんが主演を務め話題になったヴィレッジは120分、綾野剛さんが主演だったヤクザと家族 The Familyは136分とちょっと長めでした。
このことから考えると、『正体』の映画も長くても130分程度ではないかと思います。
映画版『正体』はおそらく2時間10分前後=130分
こうやって比べると、ドラマの方が丁寧に話を進められていくのでしょうか。
ドラマより映画の方がスピーディーにメリハリ付けて進んでいくのでしょうか?
正体映画とドラマの違い:あらすじ結末
そして気になるのは、ドラマのあらすじや結末です。
原作が同じということと、現在発表されている役名が同じなので、あらすじは変わらないと思います。、
でもドラマと映画の結末に違いがあるのかは現時点では不明です。
実は、ドラマは原作小説とは違う結末でした!
ドラマと原作の結末の違いは、鏑木が生存している上で冤罪が証明されるという点です。
主人公の鏑木は冤罪だったのですが、原作小説では逃亡の末、介護施設に立てこもってしまった鏑木は口封じで銃殺され、証拠として出てきたボイスレコーダーも闇に葬られます。
その後、鏑木に助けられた弁護士らの尽力で、被告人なしの裁判を開いて無罪を勝ち取ります。
鏑木の冤罪が認められるのは、鏑木慶一本人が死んでしまってからなのです。
しかし、ドラマの方は違います。
介護施設で銃で撃たれるのは同じですが、鏑木は昏睡状態に陥り目が覚めてももう逃げることを辞めようと諦めの境地になっていました。
しかし、鏑木の無罪を信じる人々が動き出して再審をすることになり、無事無罪を勝ち取るのでした。
さて、映画ではどちらの結末のなるのでしょう。
それともどちらにでもない結末というのがあるのでしょうか?
正体映画の見どころ
このように、「正体」はすでに映像化されてはいますが、演じる役者さんが違うという事、また結末もどうなるかは映画を観てみないとわからない、という事から最後まで緊張感を持って見ることができます。
また映画「正体」は、横浜流星さんが主人公の謎に満ちた逃亡者役を熱演し、その圧倒的な演技力が見どころです。
緊迫感あふれる追跡劇の中で、観客も登場人物とともに真実を追い求める体験ができます。
ストーリーは先が読めない展開が続き、視覚的にも美しい映像が特徴です。
横浜流星さんが演じる複雑なキャラクターは、時に孤独で謎めいており、彼の内面に隠された秘密が少しずつ明らかにされていく様子が非常に興味深いです。
息をのむサスペンスとドラマの融合が存分に楽しめます。
正体映画とドラマの違いまとめ
今回は、正体映画とドラマの違いはある?原作あらすじから結末の違いを徹底調査しました。
染井為人さんの人気小説『正体』を原作に、2022年に配信されたドラマと、2024年公開予定の映画の相違点は、原作が同じということだけで、制作スタッフもキャスティングも全く違いました。
時間も映画とドラマでは1.5倍ほどの違いがあります。
大まかなあらすじは同じと思われますが、結末に関しては、ドラマ版が原作小説とは違ったので、今回の映画版はどちらになるのか気になります。
今はまだ映画の全容がわからないので、また判明したらこちら更新していきたいと思います。
正体映画とドラマの違いはある?原作あらすじから結末の違いを徹底調査した件でした。