夏目アラタの結婚真珠の歯並びは本物?実写化の決め手は?
夏目アラタの結婚真珠の歯並びは本物?実写化の決め手は?ということで、調査しました!
夏目アラタの結婚では真珠の歯並びが悪く、それゆえに真珠の不気味さが際立ってきています。
演じる黒島結菜さんの歯並びは良いと思われるので、あの再現された歯並びは本物でしょうか?
今回は夏目アラタの結婚、連続殺人犯の品川真珠歯並びや、実写化に至った決め手について解説します。
※以下ネタバレになる内容もあるので、気になる方は読まないでください。
夏目アラタの結婚真珠の歯並び
実写映画版の品川真珠は黒島結菜さんが演じています。
冒頭は太った醜いピエロという衝撃的な姿品川ピエロと呼ばれ、連続殺人犯として日本を震撼させた品川真珠の逮捕から始まります。
太った醜いピエロとネットや週刊誌で騒がれていたのとは違って、本物の品川真珠は真逆の可憐な印象。
スレンダーな身体なのに、胸やお尻にはしっかり肉もついていて、かなり魅力的なのですが、口元が独特です。
びっくりするくらい歯並びが悪く、そのキャラクターと合わせるとぞっとしてしまうほど。
真珠の歯並びが悪いのは母親のせい?
夏目アラタの結婚に出てくる真珠の正体は、本物の品川真珠の妹だったのです。
もともと真珠の母親の環は、自分が素敵な母親になるのが夢と言っていたような女性でした。
でも、生まれた真珠を不慮の事故で1歳頃に亡くしてしまったため、環の夢が崩れてしまったのです。
そこで環は最初の真珠の身代わりとしてまた子供を産み、戸籍を提出することなく「真珠」として育てました。
ネグレスト状態ではありましたが、環は真珠を2歳年上の姉に偽装するため食事だけはパックごはんとツナ缶を与えて、太らせました。
そして乳歯から永久歯への移行状態によって年齢がバレないように、また、児相に連絡されないよう、歯医者に通わせなかったため、歯並びはガタガタになってしまいました。
コミックでは6巻の終わりから7巻にかけて解説されています。
歯並びの悪さは真珠の存在証明なのです!
実写化の決め手は歯並びの再現
この歯並びの悪さについては作者の乃木坂太郎氏が言及されていました。
「あの『歯』は自分の人生を奪われ続けた真珠の存在証明の象徴なので作者としてはそこは絶対に譲れない点だったのです」
マイナビニュースより
夏目アラタの結婚は、今までにも実写化オファーがたくさんあったようですが、それは全て断っていたようです。
真珠の特徴であるガタガタの歯は映像化において、かなり高いハードル。
歯並びの悪さは、演じる女優さんのイメージを損なう可能性もあるため、なかなか折り合いがつかなかったようです。
そんな中、プロデューサー古林氏が、歯の再現と可能な限り原作に寄り添った映像化にすることを断言したことで、
その熱意に「作品を預けてみよう」と決心したそうです。
ここまで見事に再現されたのは、原作の乃木坂太郎氏と、制作側の熱意が合わさって実現したものです。
真珠(黒島結菜)の歯はマウスピース
黒島結菜さん自身はとてもきれいな歯並びをしているので、あの品川真珠の象徴である歯並びを再現するにマウスピースを作ったと聞きました。
映画『夏目アラタの結婚』より、太った醜い姿に、ガタガタの歯…黒島結菜が自ら、体当たりで“ピエロ”を怪演!狂気全開の品川真珠スペシャルPV解禁https://t.co/ZRk439r1AC pic.twitter.com/0WX9vldXBa
— ムービーコア (@movie_core2014) August 14, 2024
連続殺人犯である品川真珠はかなり頭が切れるサイコパス。
あの歯並びの悪さが、キャラクターの気味悪さを増長させているので、これを無しにするわけにはいきません。
ですので何とかあの歯並びを再現することになるのですが、当初はCGで映像を加工していくことも考えたそうです。
でもリアルを追及して、5か月間をかけてマウスピースを制作したそうです。
やっぱり付けていると話しづらさはありましたが、普通の滑舌とは違う感じになったことによって歯がボロボロであるというリアルさが出て、苦労はありましたけど、そういうところから真珠という役を作っていけたところはすごくありがたかったですし、良かったなと思いました
オリコンニュースより
マウスピースを付けてはやはり話しづらく、かなり苦労したようですが、実際にはその話しづらさがリアルに感じられて良い方に行ったようでした。
黒島結菜さんの今までのイメージと全く違う連続殺人犯というキャラクターをどのように演じるのか楽しみですね!
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夏目アラタの結婚真珠の歯並びのまとめ
今回は、映画夏目アラタの結婚真珠の歯並びは本物?実写化の決め手は?ということで調査しました。
黒島結菜さん演じる、真珠は幼い頃母親からのネグレストで、太らせるだけ太らされ、歯医者にも連れて行ってもらえず、ガタガタ、ボロボロの歯のまま大人になってしまいました。
この歯は、真珠という人物の気味悪さを増長させる、演出になっていて、この漫画を実写化するには、この歯並びは外せないと思っていたようです。
今回、プロデューサー古林氏歯の再現と可能な限り原作に寄り添った映像化にすることを断言したことが、この作品の実写化の決め手になりました。
かなり難しい技術だったようで制作には5ヶ月かかったそうです。
そして、マウスピース越しのセリフ回しは難しかったようですが、それがまたいつもとは違う話し方になって、役を演じきれたようです。
早く映画を観てみたいです!
今回は、映画夏目アラタの結婚真珠の歯並びは本物?実写化の決め手は?ということで調査しました。