穂高先生と寅子何があった?穂高先生トラ子と確執とは何かを解説!
穂高先生と寅子何があった?穂高先生トラ子と確執とは何かを解説!
NHK連続テレビ小説「虎に翼」も折り返し地点を過ぎ、第69話が4日に放送された。
その中で寅子を法曹界に入るきっかけを与えた穂高先生に対して激高してしまい、穂高先生がしょんぼり・・・という場面があったのです。
一時はXのトレンドに「穂高先生」が上がってくるほど。
穂高先生と寅子何があったのでしょう?穂高先生トラ子と確執とは何かを解説!
穂高先生と寅子何があった?
恩師である穂高(小林薫)が最高裁判事を退任することになり、その祝いの会を桂場(松山ケンイチ)とともに準備をした寅子(伊藤沙莉)。
寅子は教え子からということで、花束を渡す予定で準備をしていたにも関わらず、穂高先生のスピーチを聞いた途端、それをほったらかして会場を飛び出したのです!
寅子の怒り
寅子が渡す予定だった花束を、上司の多岐川(滝藤)に押し付け会場を飛び出した寅子に、桂場が激高。
部屋の外の廊下で寅子に「ガキ!何を考えているんだ!」と言って怒ります。
廊下に出てきた穂高先生はとても困り顔です。
しかし寅子は謝るどころか「謝りませんよ、私は」と逆に穂高への怒りを爆発させ、まくしたてました。
「理想のために周りを納得させようと踏ん張る側の人だと思っていた」と穂高先生を責めます。
寅子は最後の花束でごまかしたくなかったと言います。
開き直った穂高先生が「謝ってもダメ、反省してもダメ、どうすればいい?」と寅子に聞きました。
「どうもできませんよ!」とさらに寅子は反撃します。
「感謝はするけど、許さない!」とまで言ってのけるんですよ!
穂高先生との確執2つ
ここまで寅子が怒ってしまうのには2つの理由がありました!
寅子が妊娠したことを穂高先生に伝えた時と、戦後、寅子がまた法曹界に戻ってきたときのエピソードです。
二つを解説していきます。
穂高との確執①世の中を変える力がないと否定された
ことの発端は5月22日(第38回)の放送で、
寅子の妊娠が分かって、それを穂高先生に報告した時のこと。
穂高先生がお腹の子どもを大切にして、仕事を休むように寅子にいいます。
当初穂高先生は、「資格があればいつでも戻れるから」と言っていたのですが、
やり取りの中で「石を砕けない、雨垂れの一粒」と寅子たちの事を表現したのです。
女性弁護士として世の中を変えると頑張っていた寅子は「自分は岩を砕く力がない」ということに怒って飛び出してしまうのでした。
穂高との確執②別の仕事を紹介すると言われた
時は移って、6月7日(第50回)の放送。
戦後、寅子が再度法曹界で臨時雇われで働いているのを知って、穂高先生が寅子に、「法の道へ導いて不幸にした」と謝罪し他の仕事を紹介すると言い出したのです。
その時寅子の「はて?」を引き出した穂高先生ですね!
それまで何となく、途中で仕事を辞めたことを後ろめたく思って、昔のように自身の意見を言うのをためらっていた寅子の背中を押したのが穂高先生でした。
寅子の愛情でもあった
穂高先生に激高した寅子に向って、桂場等一郎(松山ケンイチ)が「ガキ!」と言って逆切れして怒ります。
SNSでも寅子のあまりの怒り方に「子供みたい」「幼児性の表れ」などと言われてもいました。
難しい演技に寅子を演じる伊藤沙莉さんも監督に尋ねたそうです。
そこで監督の言った言葉がこれは愛を伝えるシーンという事。
「表現としては怒りかもしれないけれど、ここは寅子から穂高に愛情を伝えるシーン。ここで二人は、ただの仕事相手や師弟関係じゃできないけんかをしている。もはや、ある種の親子げんかであって、これは大いなる愛なんです!」
公式サイトより
つまりこの寅子の怒りの表現は、愛情でもあることがわかりました。
「すごいことを成し遂げた先生を尊敬していたのに、そんな後ろ向きなことを言わないでよ!」 って、、、、やっぱり憧れの大人が思った通りでないことを言ったからと駄々をこねてる子供のようですね!
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穂高先生と寅子何があったのかまとめ
穂高先生と寅子何があった?穂高先生トラ子と確執とは何かを解説しました。
7月4日の第69話の放送で、穂高先生の祝賀会に出席した寅子は、先生のスピーチを聞いて激高してしまいました。
理由は寅子が妊娠した時の出来事からの確執がありました。
でももう一つ
7月5日(金)の放送で、祝賀会の翌日には穂高先生と寅子が遠慮せずに想いをぶつけ合うシーンがあるということです。
お互いの立場から語られる思い、見逃せませんね。
根本にある思いは同じの二人だと思うので仲直りしてほしいです!