新紙幣デザインがひどいの理由4選!何がひどいのかや誰が考えたのか調査!
新紙幣デザインがひどいの理由4選!何がひどいのかや誰が考えたのか調査しました!
7月3日から新しい一万円札、五千円札、千円札が発行されます!
今回、20年ぶりの新紙幣発行ということでかなり話題になっています。
新紙幣を楽しみにしている人も多いのですが、中には「デザインがひどい」という声も少なくありません。
新紙幣デザインがひどいの理由4選!何がひどいのかや誰が考えたのか調査しました。
新紙幣デザインがひどいの理由4選!
紙幣と言えば人物の肖像が使われているのが一般的で、今回の新紙幣も同じです。
新1万円札には「日本資本主義の父」渋沢栄一、新5000円札には、津田塾大学創立者の津田梅子、新1000円札には「近代日本医学の父」北里柴三郎がデザインされています。
旧紙幣も人物像だったので、そこに違いはないのですが、デザインがひどいと言われるのはどの部分でしょうか?
新紙幣のデザインがひどいの理由①フォントがひどい
新紙幣は数字のフォントが全てを台無しにしてる気がする💴🙄#ワイドナショー
— 特上モンブラン (@tokujo_monburan) June 30, 2024
新紙幣のデザインで数字のフォントがひどい、ダサい、というのがよく言われています。
新紙幣のフォントは、日本銀行が指定した独自の書体で、フォント名は明かされてないのですが、、その悪評は新紙幣のデザインが発表されたときに「数字のフォント」がTwitterトレンドになるほどでした。
新紙幣の額面の数字のフォントは、従来のお札よりもかなり大きく印刷されています。
そして今までのフォントとは違い、凹凸の少ないゴシック体が採用されているのです。
このフォントの理由の一つに、政府が新紙幣に「ユニバーサルデザイン」を採用したので、その一環で額面の数字を大型化、尚且つ誰にでも識別しやすいフォントということで選ばれたようです。
この数字のフォントのせいで、「海外の紙幣のようだ」と言われる人もいますが、それこそ外国人を含む、誰にでも利用しやすいよう意識されたデザインということでしょう。
新紙幣のデザインがひどいの理由②色使い
新紙幣、色使いがなあ……。もっと落ち着いた雰囲気の方がいいよね。あと、アラビア数字のフォントがダサい。
— とーま (@toma_jp) April 9, 2019
新紙幣のデザインの色使いがひどいという声もありました。
新紙幣の色がカラフルが外国紙幣っぽいとか、おもちゃみたいでまるで子ども銀行のようだ、いうのです。
子ども銀行のものっぽいというのは、色使いはもとよりその質感が影響してくるとおもいます。
そう考えた時に新紙幣は従来の紙幣に比べると明るめの色なので、紙幣全体が軽く見えることがあります。
実際に触ってないので何とも言えませんが、「軽く見える」=「おもちゃのようだ」という印象を与えるのではないでしょうか。
この明るい色使いが、子どもっぽいとともに海外の紙幣のようだ。と思ってしまうのですよね。
しかし、海外の紙幣のように感じるのはもしかしたら国際的にしたいという意図があり、それが上手く表現できたのかもしれません。
新紙幣のデザインがひどいの理由③古臭い
新紙幣、見本とはいえ、あまりにもださすぎない?古臭いにもほどがある。これは、こんな格好悪いもの使いたくないとキャッシュレス化を進めるための作戦なんですか。(画像は財務省のFacebookから) pic.twitter.com/HCePK9v9Sr
— 古市憲寿 (@poe1985) April 9, 2019
新紙幣のデザインが現代的ではなく、古臭いという人もいます。
これは経済学者の古市憲寿さんもポストしていたので、この意見がまた広まったというのもあります。
他にも旧紙幣デザインとの比較して進化されたどころか、昭和初期に戻ってしまったようだ、と感じる人がいるようです。
新紙幣というのは、一説によるとその国の技術を集結させて作るものなので、国力がそれでわかるようなイメージがあります。
つまり、新紙幣にはどうしても期待が大きいのでしょう。
新紙幣のデザインがひどいの理由④全体のバランス
新紙幣の全体的なバランスが悪いと言っている人も多かったです。
肖像画の配置や、フォントの配置、新紙幣のデザインには、伝統的な要素と現代的な要素が融合されています。
その結果としてどうしても統一感が欠けて見えることがあります。
これはしかし、紙幣をデザインするときに偽造防止技術の最先端が使われています。
最先端の素材や加工方法です。
既存のデザインでは考えられないような配置になってしまうのも仕方がないでしょう。
また人間が見たときに、落ち着いた気分になる「左右対称」などというのも紙幣に関しては取り入れられるはずはないのです。
あくまでも偽造防止の観点を最重要項目になるでしょうから、どうしても全体のバランスがとれてないような気分になるのかもしれません。
新紙幣デザイン誰が考えたの?
新紙幣のデザインは、日本銀行のデザイン部門というところでデザインされていて、特定の個人の名前は発表されていません。
この決定には通貨行政を担当している財務省、発行元の日本銀行、製造元の国立印刷局の三者で協議し、最終的に財務大臣が決定することになっているようです。
デザインの作成は、日本の文化や歴史を反映必要ですし、伝統的な模様や日本独自の美学を取り入れています。
肖像画には歴史的に重要な人物が選ばれますし、その人物の功績や影響力を反映できるように工夫を施してます。
他にも単なる見た目の美しさだけじゃなく微細な印刷技術を駆使して、肉眼では見えない細かな模様を描いて紙幣の美しさと偽造防止を両立させています。
これは紙幣という特別なもののデザインになるため、偽造防止技術とデザインの美しさを両立させるための工夫でもあります。
紙幣というのは、ぱっと見た印象だけでよい物か悪い物かを決めるものではないのかもしれません。
新紙幣デザインひどいまとめ
新紙幣デザインがひどいの理由4選!何がひどいのかや誰が考えたのか調査しました!
新紙幣のデザインは、見慣れないからか悪評が目立っています。
ひどいと言われる理由としては
①フォント
②色使い
③古臭い
④バランス
以上の4つの観点からの悪評が目立った感じです。
人間は、なんでも新しい物は違和感を覚えてしまうので、最初はそんなものかもしれません。
まもなく新紙幣に切り替わります。
最初の頃はピンと来なくてもだんだんと馴染んでくるものかもしれませんね!
今回は、新紙幣デザインがひどいの理由4選!何がひどいのかや誰が考えたのか調査しました!