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極悪女王のあらすじネタバレ!結末と感想を解説!

オハナ
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極悪女王のあらすじネタバレ!結末と感想を解説します!

9月19日から公開された「極悪女王」(全5話)。

主演のゆりやんレトリィバァさんが文字通り身体を張った撮影に臨んで完成した作品です。

企画・脚本・プロデュースが鈴木おさむさんというので、シリアスな内容でもそんなに暗くならないのでは?と思っています。

公開が楽しみですがその前にどんなあらすじなのか気になるので調査しました!

今回は極悪女王のあらすじネタバレ!結末と感想を解説しました!

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極悪女王あらすじネタバレ

今であれば不適切としか言えない1980年代、ブームに沸く女子プロレス界の実話に基づいた、主人公ダンプ松本の物語です。

この「極悪女王」というタイトルは、当時ダンプ松本さん(松本香)がブル中野さんと二人でユニットを組んだ「極悪同盟」から取ったのでしょう。

「極悪女王」の企画・脚本・プロデュースは鈴木おさむさん

監督は『死刑にいたる病』や『仮面ライダーBLACK SUN』で有名な白石 和彌さんが務めます!

※ここからはあらすじネタバレなので、知りたくない人は読むのを辞めてください。

極悪女王あらすじ:第1話

公式サイトより

主人公松本香(ゆりやんレトリィバァ)は、内職で家計を支える母親(仙道敦子)と妹(西本まりん)と、暮らしていました。

父親の五郎はダンプ乗りだが、家に寄り付くことは少ないろくでなしで、外に愛人もいた。

香はそのろくでなしの父親のせいで極貧生活を強いられていたため、父親の事を憎んでいました。

ある日、父親を憎んだ香は、「全日女子プロレス」の練習場に足を踏み入れました。

当時歌手としても人気だった「ビューティ・ペア」のジャッキー佐藤の姿に魅せられ、女子プロの道に進むことを決めます。

しかし、オーディションで北村智子(のちのライオネル飛鳥)と大森ゆかりは当初から才能を発揮して、すぐに合格したものの、香と長与千種はなかなか合格できなかった。

何度目かのプロテストで千種と対戦した香は自分が出血したことで覚醒し、プロレスとは言えない殴り合いを始めるが、その様子が関係者の目を惹くこととなる。

極悪女王あらすじ:第2話

公式サイトより

香りが憧れて女子プロに入ってきっかけとなったジャッキー佐藤の人気に陰りが出始めます。

テレビ放送もゴールデンの時間帯から外されてしまうという事態に、全日女子プロレス社長の松永高司は危機感を募らせていきました。

ジャッキー佐藤の人気を復活させるべく手を打とうとしたが、社長の弟、松永俊国は兄の高司とは考えが違っていて、対戦相手で実力ナンバーワンとの呼び声高い横田利美にジャッキーに引導を渡すよう指示を出す。

ジャッキー佐藤はこの試合で自分が必要とされていないことを悟って引退するのだった。

香の方は、プロテストには合格したものの、なかなかデビューさせてもらえず、苦しい日々が続きます。

直談判の末、デビューをさせてもらったものの、相手がモンスターリッパーという巨体の外国人レスラーで、あえなくフォール負けしてしまいます。

長与千種は、練習中に先輩のラブリー米山の顔に空手の蹴りを入れてしまい、先輩たちに睨まれ、仲間外れにされてしまう。

先輩たちに恨みを買ってしまった長与千種は引退も考えたが、北山智子(剛力彩芽)から改名デビュー戦の対戦相手を頼まれ、最後に思いっきり戦う事を条件に引き受けた。

これが北山智子がライオネル飛鳥に改名した時の試合で、壮絶なケンカファイトとなったことで、観客も関係者も試合にくぎ付けとなった。

「極悪女王」の中では、あらかじめ勝敗を決められるのですが、長与千種とライオネス飛鳥の二人は、第三者から指図されることを受け入れず、真剣勝負をすること決めました。

この真剣勝負の試合のゴングがなり、約10分もの時間を費やされたのです。

唐田えりかさんと、剛力彩芽さんの俳優としての真剣勝負でした!

2人は張り手の応酬に、場外に戦いで、長与は飛鳥の頭をテーブルに叩きつけ、リングに戻れば飛鳥は、長与に四の字固めを返します。

実況アナウンサーが「格闘技と言うよりもケンカの様相になってまいりました!」とコメントをしますが、なかなか唐田えりかさんと、剛力彩芽さんのここまでの演技は観ることはないでしょう!

まさに、新たなスターが誕生した瞬間でした。

極悪女王あらすじ:第3話

飛鳥と千種は一騎打ちをきっかけにクラッシュギャルズを結成します。

従来のプロレスとは違い、”激しいプロレス”が観客を魅了したのです。

「クラッシュギャルズ」がスター街道を駆け上る中、香は会社から悪役への転向を命じられ、デビル雅美率いるデビル軍団に入ることに。

「このままクラッシュだけが人気になってもビューティーの時の二の舞になる」と結成されたデビル軍団はクラッシュの好敵手となると、経営陣からは期待されていた。

しかし、デビル軍団としてクラッシュギャルズと対戦した香は試合に全くついていけず、戦意を喪失。

試合後にデビル雅美たちに「前座から出直せ」ときつく叱責されてしまう。

その頃新人入門生として中野恵子(のちのブル中野)が入門してきます。

中野は、クラッシュギャルズに憧れて、女子プロ会に入門してきていた。

感動していた千種のインタビュー記事には「新人時代は孤独だった」「親友もいなかった」「さみしくてディスコに一人で行ったことがある」「そんな暗闇から救い出してくれたのが飛鳥」などと書かれていた。

香は、千種の事を入門生時代からの親友だと思っていたためショックを受けます。

そんな折、香の父親の五郎が「クラッシュギャルズに合わせてやる」とあちこちで吹聴し、千種のサイン色紙を売っていること明るみに!

母親里子に頼まれて香が千種に書いてもらった色紙だった。

経営陣からから事態の収拾を命じられた香が自宅に戻ると、そこには母とはすでに別れたと思っていた五郎がいた。

昔、五郎のせいで極貧生活を強いられていた香は、五郎や里子を責めるも、妹の広美と母の里子の二人が五郎の肩をもったので香は逆上してしまった。

「どいつもこいつもバカにしやがって!」

親友と思っていた千種のインタビュー記事、そして五郎の肩を持つ広美と里子。

それらのことが重なり、松本香(ゆりやんレトリィバァ)はダンプ松本に変身し、顔や体をメーク道具やフェルトペンで塗りたくった悪役としてリングに登場します。

クラッシュギャルズの二人やデビル雅美、レフリーにも襲い掛かります。

凶器攻撃で全員を蹴散らした香に会場からは「帰れ」コールが巻き起こるが香は悪びれることもなくさらに観客を煽る。

「ガタガタぬかすヤツは全員ぶっ殺すぞ!」

極悪女王あらすじ:第4話

ダンプ松本は竹刀を持って観客を痛めつけ、チェーンで相手の首を絞める。

それだけでは終わらず、フォークで対戦相手の頭を突き刺し、相手にかみつく反則技もあるので、もちろん毎回流血騒ぎです。

試合中にデビル軍団とも仲割れしてデビル軍団は解散宣言をし、マスクドユーこと本庄ゆかりがダンプ松本側について極悪同盟が結成されます。

しかし、ダンプ松本の徹底した凶器攻撃で、次第にクラッシュギャルズにもひずみが生じてきます。

それは「もっとまともなプロレスがしたい」と会社に申し出る飛鳥と、ダンプのようなヒールのおかげで自分たちも輝くことができるという千種の間に溝が生まれました。

格闘技としてのプロレスを主張する飛鳥、エンタメとしてのプロレスを主張する千種。

ダンプ松本の登場は、彼女の実家にも大きな影響がありました。

広美は昔の面影はなくなり、ヤンキー姿に激変、ダンプのせいで彼氏にフラれ、いたずら電話やおかしな手紙に悩まされていた。

お金を出すから引っ越しをするように言うダンプに反抗的な態度を取るどころか、昔の五郎と同じだとなじります。

ここまで来るとこの極悪同盟は終末期になります。

プロモーターの松永俊国(斎藤工)も次第にダンプ松本をコントロールできなくなっていったのです。

極悪女王あらすじ:第5話

映画のタイトルでもあり、ダンプ松本のことでもある極悪女王のメインイベントは大阪で行われた「髪切りマッチ」です。

この頃すでにダンプ松本は、同期だった仲間との友情にヒビが入っていました。

物語の最後の注目イベントは「髪切りマッチ」

これは、試合に敗れたほうが丸刈りにするという条件です。

ダンプ松本は1000万円を受け取ることを条件に、長与千種を勝たせる念書にサインをして、長与千種とダンプ松本の「髪切りマッチ」が行われることになったのです。

しかし実際の試合では、ダンプ松本がいつものフォーク攻撃を繰り出し、長与千種がサソリ固めで応戦します。

二人は本気のルール違反アリの試合をやって、結果、ダンプ松本の勝利となるのです。

長与千種はリング上に引きずり出され、ダンプ松本がバリカンで長与千種を丸坊主にしました。

極悪女王結末は?

世紀の髪切りマッチは良くも悪くも世の中を騒がせたイベントでした。

当時もこの一部始終がテレビで中継されていて、盛り上がりは最高潮になった一方、テレビ局には苦情の電話も殺到しました。

この試合がきっかけでダンプ松本は引退を表明するのです。

引退試合でも、ダンプ松本は凶器で激しく攻撃するのだが、ライオネス飛鳥に欠けられた言葉にハッとするのです。

「お前が最後にやりたかったプロレスはこれかよ?」

ダンプ松本はその一言で目覚めたのでしょう。

「これから本当のプロレスを見せてやる」と長与千種に手を差し伸べ、ダンプ松本と長与のタッグで戦うことに。

ダンプ松本は松本香として、最後にクリーンファイトを見せるのでした。

極悪女王ネタバレ感想

この「極悪女王」は実話がネタ元として作られたそうです。

私は、本物のダンプ松本の極悪同盟は名前は知っていましたが、今まで女子プロレスを見たことはありませんでした。

世間のニュースや、テレビ番組の合間に派手な化粧のダンプ松本を見ては怖い女だ、と思っていた程度です。

クラッシュギャルズは人気者でファンは同性の女の子が多かったと記憶しています。

確かにうろ覚えですが、昔はこんなだったな。と思い出しました。

ゆりやんレトリィバァさんのダンプ松本役ははまり役だと思います。

プロレスシーンの迫力がものすごく、衣装の再現度も高かったです。

剛力彩芽さんや、唐田えりかさんなどの俳優陣も文字通り体当たりの演技!

特に途中までは長与千種さんが話しの中心になっていたので、長与千種物語かと思ってしまいました。

劇中、唐田さんの腕や脚に、いくつもアザができていたのは、メイクじゃなくリアルでしょうし、髪切りデスマッチの坊主頭もおそらくリアルです。

こんな役は後にも先にもこのドラマだけでしょう!

令和の今では考えられないけど、これが地上波のテレビで普通に中継されていたことに改めて時代の流れをかんじました。

極悪女王あらすじネタバレまとめ

今回は、極悪女王のあらすじネタバレ!結末と感想を解説しました!

ゆりやんレトリィバァが演じるダンプ松本さんは、1980年代に女子プロレスが空前のヒットをしたときに悪役として名を馳せた方です。

ダンプ松本さんが松本香だった頃から、極悪同盟になるまでを丁寧に描いていました。

後半のプロレスのシーンは迫力があって、今の時代であれば「不適切」とか「放送禁止」と言われる映像です。

そんな意味でも時代の流れを感じるドラマです。

極悪女王のあらすじネタバレ!結末と感想を解説しました!

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オハナ
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子育てカウンセラー            医療系転職コンサルタント
普段は犬と2人暮らしの在宅ワーカーです。趣味は旅行することと健康と美容に関すること。海外旅行も好きだけど最近は日本の良さ再発見して国内旅行にはまっています。
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