早生まれとは?わかりやすくメリットデメリットを解説
早生まれとは?わかりやすくメリットデメリットを解説してみました!
「早生まれ」「遅生まれ」って簡単に口に出しているけど、はっきりわかってないんだけど~
確かに!うちの子は1月生まれ早生まれだけど、いつまで早生まれなのかよくわかってないよ!
子どもたちが幼稚園入園の時期、小学校入学の時期、自己認識を育てる段階、その初めの頃は、生まれた月が与える影響が大きい「早生まれと遅生まれ」
日本の教育システムでは、4月1日にあたしい学年が始まるので、その日を境に入学する年を決めています。
そこで、早生まれと遅生まれという言葉が一般的に使われているのですが、その基準の日前後生まれの場合は、微妙な日にちの違いで、早生まれと遅生まれが分けられています。
今回は「早生まれとは?」ということで、早生まれと遅生まれのメリットデメリットをわかりやすく解説してみました!
早生まれ遅生まれのメリットデメリット
この「早生まれ」と「遅生まれ」の子どもにメリットデメリットはあるのでしょうか?
早生まれのメリットデメリット
まず早生まれのメリットデメリットについて考察してみます。
早生まれのメリット 年を取ってからお得がある
早生まれのメリットは、大きくなって同級生と比べると、いつまでも若い!ということでしょうか?
4月生まれの遅生まれだと同窓会などでも最初に年を取ってしまいます。
年齢に関しての感じ方は人それぞれなので、若くいられることがメリット、と思う人もいれば、別にそれほどでもない、と思う人もいますから一概にメリット、と言い切るのも難しいですが。
ただ大人になったら大きく違うことが一つあります。
それはず~っと先なのですが、大きくなって、仕事を始めて、ずっとお勤めして、最後の定年退職の時です!
今はほとんどの企業で、定年退職は満〇〇歳、というようになっています。
例えば定年が65歳の企業にお勤めだったとしたら、65歳になった月まで働くことができるのです。
同じ年に大学を卒業して、同じ会社に勤めたとしても、早生まれの人の方が長く働けるということになります。
これからの時代は定年まで同じところで働く、というのもなくなるのかもしれませんが、今であれば早生まれの人がちょっとお得な感じがしますね!
早生まれのデメリット 小さい頃は大変
年齢差によるデメリットは、より小さい頃の方が大きいでしょう。
就学前では、早生まれと遅生まれの子どもたちの状況は大きく違います。
早生まれの子どもたちは、集団での活動に追いついて足並みそろえことに苦労することが多々あります。
特に分母の違いを考えてみると、3歳の子どもと6歳の子どもでは1年の違いの重みは全くちがいます。
3歳になったばかりの子と、すぐに4歳になる子が一緒に園生活を送るというのは子どもにとってもかなり大変なのでは?と思いますよね。
特に運動会などは、体格からして違うので、積極的に取り組んでいくのは、この遅生まれの子が多いと言われています。
遅生まれのメリットデメリット
では遅生まれのメリットデメリットを考えてみましょう。
遅生まれのメリット 小さい頃に成功体験が多くなる
これは、単純に考えると、早生まれのデメリットになる部分が遅生まれのメリットになるということですよね。
幼いころは、体格や言葉の獲得数もちがうので、例えば4月生まれの子供は翌年3月生まれの子供とは丸1年違うので、最初の始まりが楽な感じがします。
こと勉強にかんしては、初期の成功体験が自己効力感(自分ならできる、きっとうまくいくという気持ち)を育てると言われているので、遅生まれの子はちょっと得なのでは?とすら思えます。
他にも同学年の中で、「運転免許を取得することができるようになる」「飲酒できる」「結婚できる」などなど、早くできることが多い、というところでしょう。
遅生まれのデメリット 先に年を取ってしまう
これも早生まれの人のメリットをデメリットになる、というように考えると、同級生といると、先に年を取ってしまうというところでしょう。
でもこれも同級生という限られた部分で見ているとそう思うだけで、社会に出ていくと、そういう遅生まれのデメリットというのはあまり感じないですね。
早生まれとは、遅生まれとは?
そもそも早生まれとはいつからいつまで生まれた子どもの事をいうのでしょうか?
また、遅生まれはいつからいつまで生まれになるのでしょう?
「早生まれ」とは、1月1日から4月1日の間に生まれた子どもたちのことです。
そして「遅生まれ」とは4月2日以降12月31日までに生まれた子どもたちのことと言われています。
いつも気軽に「早生まれ」「遅生まれ」と言っていますが、その基準日と、なぜその日で分けられるのかを、わかりやすく説明します。
早生まれの基準日
早生まれと遅生まれは4月1日までと4月2日以降で分かれます!
日本の学校教育における「早生まれ」と「遅生まれ」は、毎年4月1日に始まる新しい学年、年度に基づいて決められています。
この「早生まれの子どもたち」は6歳になってすぐの4月に小学校に入学することになります。
4月1日生まれの子どもまでがその年の入学資格があるのです。
ばぜ4月1日なの?なんか中途半端~!!
そうよね、3月末で区切った方がすっきりするけど、4月1日までなんだ!
なぜ4月1日生まれまでなのか?
なぜ4月1日生まれまでなのか?というのは、年度の開始日である4月1日を基準とする行政の便宜からきています。
新年度が始まるこの日から、新しい学年の子どもたちが学校生活をスタートさせるため、法律はこの日を境に新しい学年を決めているのです。
まとめ
今回は早生まれとは?ということで、早生まれ遅生まれのメリットデメリットをわかりやすく解説してみました。
子どもたちはそれぞれ性格や成長のペースが違うので、一概に早生まれや遅生まれのせいで、そうなるとは言いきれないですが、メリットデメリットがある、ということを少し意識しているといいですね!
早生まれと遅生まれの子どもたちの違いは小さい頃の方が大きく、成長するにしたがって徐々に小さくなっていきます。
子どもの成長は、年齢だけではなく、食べるもので体は作られるし、どんな人と接して、どんな文化に触れるのかで、心は成長していきます。
だから、早生まれ遅生まれの違いは、その経験が増えるたびに小さくなっていくのでしょう。
早生まれとは?ということで、早生まれ遅生まれのメリットデメリットをわかりやすく解説してみました。