酒粕をそのまま食べる効果やタイミングは?1日の食べる量や加熱しない食べ方も紹介!
酒粕をそのまま食べる効果やタイミングは?1日の食べる量や加熱しない食べ方も紹介!
発酵食がブームになって久しいですが、発酵食と思ってなくて食べていたのに、実は発酵食で、凄いパワーを秘めている食べ物で「酒粕」があります。
私が小さい頃はこの「酒粕」をおやつに食べたりしていましたが、最近注目され始めてて、ちょっと驚いています。
この発酵食品は、日本酒を作るときの副産物で、子どもの頃はただの残りカスだと思っていたのですが、実は栄養豊富で、美容と健康に様々な利点があるということを最近話題になって知りました!
ただ、今はまだ酒粕をどのように食べるか、そのタイミングや量は意外と知られていません。
今回は、酒粕をそのまま食べる効果やタイミングは?1日の食べる量や加熱しない食べ方も紹介!
酒粕をそのまま食べる効果やタイミングは?
酒粕をそのまま食べることは、予想以上に多くの健康効果があります。
まずは、酒粕の基礎知識と、生で食べることのメリットとや体に最も良い影響を与える食べるタイミングについて解説していきます。
食事の中で酒粕を取り入れる最適な時とは一体いつなのか、酒粕の栄養面から考えて、その答えを見つけ出します。
酒粕の基礎知識・栄養と健康へのメリット
酒粕は、米と水、麹菌を発酵させて日本酒を造るときに作られる副産物ですが、その栄養価は見逃せません。
豊富なアミノ酸をはじめ、ビタミンB群、食物繊維に酵素など、たくさんの栄養素が含まれています。
特に、必須アミノ酸であるリジンは、体内で生成できないので、食事からの摂ることが必須で、酒粕はそのリジンを手軽に摂ることができます。
酒粕には健康へのメリットも多く、消化促進、腸内環境の改善、免疫力アップなどが期待されています。
これは、酒粕に含まれる発酵由来の酵素や、善玉菌のエサとなるオリゴ糖が作用していると考えられます。
美容面では、ビタミンB群が肌のターンオーバーを助け、美肌効果も期待できます。
健康維持や美容に興味のある方は、日常的な食事に酒粕を取り入れると良いですね!
そして、酒粕のポテンシャルを最大限に活用する方法として、そのまま食べることはとてもシンプルで効果的なのです。
そのまま食べる酒粕の効果とは?美と健康にどう影響する?
酒粕はそのまま食べることによって、美容と健康にとても良い影響があります。
ビタミンB群
まず美容面で注目したいのは、豊富に含まれているビタミンB群です。
ビタミンBと言えば、肌の新陳代謝を促し、明るく健康的な肌へと導く働きがあります。
コウジ酸
また、酒粕特有の発酵過程で生じるコウジ酸は、メラニンの生成を抑えることで、シミやくすみの予防に寄与するとされています。
もうこれはアンチエイジングのための魔法の食べ物のようですね!
消化酵素
そして健康面では、酒粕の持つ消化を助ける酵素が胃腸の働きを活発にし、消化吸収をスムーズにします。
発酵食品である
さらに、発酵食品である酒粕は腸内フローラを整え、善玉菌を増やすことで免疫力の向上にも寄与し、疲労回復効果も高いと言われています。
豊富な食物繊維
食物繊維も豊富で、便秘の解消にも効果が期待できます。
生の酒粕をそのまま食べることでこういった成分が直接体内に取り入れられるので、加熱処理による栄養素の損失も防げます。
酒粕の栄養価を最大限に保ちつつ、酒粕の持つ天然の効能を体に取り入れることができます。
ただ、よく間違われるのが、同じ発酵食品である甘酒とはちがいます。
甘酒は(これは、うるち米と麹を発酵させたもの)アルコール分が含まれないのですが、酒粕は日本酒を作る過程で生成されるため微量ですがアルコール分が含まれます。
微量であってもアルコール分が含まれるので摂りすぎには十分注意しましょう!
酒粕を食べるベストタイミング・1日の中で最適な時は?
こんなに素晴らしい酒粕、せっかく摂るならぜひベストなタイミング、時間帯で摂るようにしたいものですね。
酒粕を摂るのによい時間帯は?
結論から言うと、酒粕は朝食や運動前が最適なタイミングと言えるでしょう!
なぜなら、一般的にも発酵食品は、腸内環境を整えるため、朝食に取り入れると一日の消化活動をサポートし、代謝を促進する効果があると言われています。
特に、酒粕に含まれる酵素や食物繊維が、夜、眠っている間に低下した体内の活動を活発化させる手助けをしてくれるので、朝食として食べるのが良いでしょう!
ほかにも、ビタミンB群はエネルギー産生に大きくかかわると言われています。
そのビタミンB群が豊富なので、運動前のエネルギー源として食べるのも良いでしょう。
ビタミンB群は軽いスポーツやワークアウトの30分〜1時間前に少量を摂ることで、その効果を特に実感できると言われています。
避けた方がいい時間帯は?
反対に、就寝前は避けた方が良いタイミングです。
酒粕に含まれるアルコール分が睡眠の質を下げる原因になる場合もあるからです。
また、活動量が少ない時間帯に消化の良い酒粕を摂ると、エネルギーとして消費されずに体脂肪として蓄えられやすくなります。
とはいえ、体質や生活リズムによって最良の時間は違うので、自分に合ったタイミングを見極めることが大切です。
寝る前に温めた酒粕を少量摂ることで「よく眠れる」という方も多数いらっしゃいます。
酒粕1日の食べる量や加熱しない食べ方も紹介!
酒粕を日常的に取り入れる際には、適切な量を心掛けることが重要です。
ここでは、1日にお勧めの酒粕の量と、加熱せずに手軽に楽しめる食べ方を紹介します。
日々の食事に酒粕を取り入れることで、健康と美味しさを同時に手に入れましょう。
1日におすすめの酒粕量は?適量を知って健康維持
一般的に、健康維持を目的とした場合、1日の酒粕の摂取推奨量は大さじ1〜2杯程度(約15〜30グラム)とされています。
これは、酒粕に含まれるアルコール分を考えた量で、過剰摂取によるアルコールの影響を避けるためです。
また、酒粕は発酵食品であるため、初めて摂取する方は特に、少量から始めて自分の体調に合わせて量を調整することをお勧めします。
消化酵素やビタミンが豊富なため、体の中から健康を支える効果が期待できる一方で、一度に大量に摂ると胃腸に負担をかけることもあります。
健康面だけでなく、美容を意識している場合にも、適量を心掛けることが重要です。
ビタミンB群やアミノ酸が肌の調子を整え、新陳代謝を促進するということで、とっても魅力的ではありますが、食べすぎはカロリーオーバーになってしまいます。
酒粕はそのまま食べるのはもちろん、スムージーやドレッシングなど、いろいろな食品に混ぜて楽しむこともできます。
毎日の食事に上手に取り入れることで、無理なく健康と美容の両方のメリットにいかせるようにしたいですね。
そのためには常に「適量」を意識して、酒粕を賢く美味しく取り入れることが大切です。
加熱せずに楽しむ!手軽な酒粕レシピと食べ方
加熱せずに酒粕を楽しむ方法は、酒粕の栄養を生かしつつ、簡単で新鮮な食感を楽しむことができます。
酒粕ディップ
まずおすすめは、酒粕をベースにしたディップです。
大さじ2杯の酒粕にオリーブオイル、レモン汁、少量のはちみつを混ぜ合わせます。
これを野菜スティックやクラッカーにつけて食べれば、手軽なヘルシースナックの完成です。
酒粕スムージー
次に、朝食や間食にピッタリなのが酒粕スムージー。
バナナ、ヨーグルト、大さじ1杯の酒粕をミキサーにかけるだけで、栄養満点のドリンクができあがります。
酒粕の微妙な甘みが、スムージーの風味を豊かにしてくれます。
酒粕ドレッシング
また、ドレッシングとしても酒粕は優秀です。
酒粕を少量の水で溶いた後、お好みの酢、醤油、おろしにんにくを加えてよく混ぜれば、サラダにピッタリなドレッシングができます。
サラダの上に直接かけて、よく和えていただきます。
酒粕漬け
酒粕とみりん、しょうゆを合わせて漬けダレを作り、野菜やチーズを漬け込んで酒粕漬けにするのもお勧めです。
数時間から一晩漬けると、酒粕の風味がしみ込んだおつまみが楽しめます。
これらのレシピは、酒粕特有の香りや味わいを生かしながら、加熱することなくそのままの栄養を体に取り入れることができます。
日々の食事に取り入れやすく、健康と美容に効果的な酒粕を、ぜひいろんな形で楽しんでみてはいかがでしょうか。
まとめ
酒粕をそのまま食べる効果やタイミングは?1日の食べる量や加熱しない食べ方も紹介しました!
このブログで紹介した、生の酒粕を使ったレシピや食べ方は、美容と健康を意識する人にとって理想的な食生活にぜひ取り入れてほしいものです。
タイミングとしては、朝食の時や運動の前がベスト。
そして、一日に大さじ1〜2杯を摂取することで、体調を整えると共に、エネルギーの供給源としても最適です。
また、酒粕を使ったディップやドレッシング、スムージーは、日々の食事を簡単でありながら、豊かにしてくれます。
ぜひ、酒粕の自然な味わいと効能を生活に取り入れて、健康維持に役立ててください。
酒粕をそのまま食べる効果やタイミングは?1日の食べる量や加熱しない食べ方も紹介しました!